要請番号(JL11218A02)
募集終了
3代目
・2018/4 ・2019/1 |
【配属機関概要】
1)受入省庁名(日本語)
保健省
2)配属機関名(日本語)
マジュロ病院 健康管理サービス局
3)任地( マジュロ環礁デラップ地区 ) JICA事務所の所在地( マジュロ )
任地からJICA事務所までの交通手段、所要時間( 徒歩 で 約 0.5 時間 )
4)配属機関の規模・事業内容
同国に2つある国立病院の1つで国内最大の総合病院。マーシャルの医療において中心的役割を担っている。院内には、パブリックへルスクリニック、プライマリーヘルスクリニック、ヘルスプロモーションオフィスなど保健省管轄の他部門も設置されている。病床数101床、医師27名、看護師163名(准看護師、看護助手含)の体制で、内科・外科・小児科・産婦人科・麻酔科等から成る。整形外科・眼科等台湾から一か月程医師が派遣される診療科もある。病棟は産科・小児科・外科・内科・外来の5棟である。過去に日本政府の無償資金協力によってマジュロ病院の建物や機材が供与されている。
【要請概要】
1)要請理由・背景
理学療法科では脳卒中、下肢切断、整形外科疾患、呼吸器・心疾患、小児疾患といった多岐にわたる疾患への対応を行っている。特に、加工食品中心の食生活、運動不足、肥満から糖尿病が蔓延している当国では、糖尿病性下肢切断・潰瘍患者、その予備軍に対するフットケアが重要となっている。加えて、糖尿病対策のため、運動療法、生活指導を他科・他団体と連携して院内外にて行っている。現在これらの業務は、外国人スタッフによって運営されており、療法士養成課程のない当地では、この状況は当面継続すると推測されるが、現地スタッフによる運営は必須であり、当科のマーシャル人看護師に対し、疾患別理学療法や訪問リハビリに対する技術および知識の向上に寄与できる人材が今後も求められており、後任要請に至った。
2)予定されている活動内容(最終的な活動内容は、赴任後に配属先と協議し決定します)
リハビリテーション科に配属され、以下の業務を行う。
・日常のリハビリ業務を通して看護師へのOJTを行う。
・勉強会等を開催し、院内スタッフの知識・技術の向上を図る。
・訪問リハビリなどを通じて、地域コミュニティーの人々(学校、企業含む)に対し、血圧、血糖、BMI、胸囲検査等を行い、生活習慣病予防に関する啓発活動を実施する。
・他のボランティア(看護師等)と連携して生活習慣病(糖尿病)予防についてのワークショップ等を行う。
3)隊員が使用する機材の機種名・型式、設備等
電気刺激器、頚椎牽引器、超音波器、平行棒、昇降台、パラフィンワックスバス、腕用滑車(重錘付)、足踏器他
4)配属先同僚及び活動対象者
フィリピン人理学療法士 経験15年、科長、男性、40代
フィリピン人スタッフ、理学療法士、経験10年、女性、30代
マーシャル人スタッフ3名(内義肢装具士1名含む)、男性2名、女性1名 30-40歳
対象者:小児から高齢者
主な疾患:脳卒中、下肢切断、整形外科疾患、呼吸・心疾患、小児疾患
5)活動使用言語
英語
6)生活使用言語
英語
7)選考指定言語
【資格条件等】
[免許]:(理学療法士)
[性別]:( ) 備考:
[学歴]:(専門学校卒) 備考:配属先からの要望
[経験]:(実務経験)2年以上 備考:配属先からの要望
任地での乗物利用の必要性
不要
【地域概況】
[気候]:(熱帯モンスーン気候) 気温:(28~30℃位)
[通信]:(インターネット可 電話可)
[電気]:(安定)
[水道]:(安定)
【特記事項】
英語レベルC程度が望ましい。