要請番号(JL11219B03)
募集終了
・2020/1 ・2020/2 ・2020/3 |
【配属機関概要】
1)受入省庁名(日本語)
天然資源商業省
2)配属機関名(日本語)
天然資源商業省貿易投資部
3)任地( マジュロ環礁デラップ地区 ) JICA事務所の所在地( マジュロ デラップ )
任地からJICA事務所までの交通手段、所要時間( 徒歩 で 約 0.2 時間 )
4)配属機関の規模・事業内容
天然資源商業省は、農業・貿易投資を通して、経済を発展させることを目的に1979年に設立された省庁である。年間予算1500万米ドル。国内産業のうち、特に手工芸、パンダナス、コプラ、観光、漁業の5分野に重点を置き、環境に配慮した経済発展を進めている。また離島住民の生活向上支援を目的に一島一品の振興も行っている。省内には、農業・貿易投資・検疫の3部門があり、総勢35名の職員が勤務する。隊員が配属される貿易投資部門には、常時3名の職員が勤務している。フィジーから短期専門家を招き、ビジネス・プロモーションの講習を実施することはあるが、過去に長期ボランティアの受け入れ経験はない。
【要請概要】
1)要請理由・背景
マーシャルは、漁業とコプラ産業以外に主産業がなく、また生活必需品の多くを輸入に依存しているため、貿易収支は恒常的な赤字となっている。そのため経済的自立を目指して民間事業の育成が望まれており、配属先は中小規模産業の国内・国際市場への進出を支援している。国の人口は約5万人であり、国内での大幅消費は見込めないため、貿易振興を促したく、貿易戦略を計画中である(2019年7月策定予定)。ヤシやパンダナスの葉を使った手工芸品やパンダナスやノニのジュース、ココナッツ製品を手掛ける個々の零細企業に対し、製品改良や販売促進を指導し、輸出振興に向けて助言を行える隊員が求められている。現行の輸出量や他国の販売分析等もできていない為、経済政策計画統計事務所(EPPSO)等関連機関と協力して、その整理にも力を貸すことが求められている。
2)予定されている活動内容(最終的な活動内容は、赴任後に配属先と協議し決定します)
マーシャル諸島の産品の振興促進を目指し、以下の活動から可能なものから実施する。
1.零細企業の製品の改良や販売促進・輸出振興のアドバイスを行う。
2.国際市場調査を行い、輸出全般のアドバイスをする。
3.輸出可能性のある製品やサービスについてコンサルティングを行う。
4.貿易にかかる販売・売上等、製品管理に係る統計データ造りを支援する。
3)隊員が使用する機材の機種名・型式、設備等
執務机、パソコン、インターネット
4)配属先同僚及び活動対象者
配属先同僚: 資源商業省事務次官(女性、40代)
貿易投資部 主任(女性、30代、短大卒、勤務経験4年)
同部 貿易円滑化担当(男性、20代、短大卒、勤務経験1年)
同部 貿易促進担当(担当者留学中のため新規募集中)
活動対象者:零細企業10-15社(手工芸品・特産ジュース・ココナッツ製品生産)
5)活動使用言語
英語
6)生活使用言語
その他
7)選考指定言語
英語(レベル:D)
【資格条件等】
[免許]:( )
[性別]:( ) 備考:
[学歴]:(大卒) 備考:同僚とのバランス上必要である
[経験]:(実務経験)5年以上 備考:実践的な支援を行うため
[参考情報]:
・貿易に携わった経験
任地での乗物利用の必要性
不要
【地域概況】
[気候]:(熱帯雨林気候) 気温:(25~30℃位)
[通信]:(インターネット可 電話可)
[電気]:(安定)
[水道]:(安定)
【特記事項】
配属先省庁Webサイト http://www.rmimrd.com/
短期要請も出ており、適任者がいた場合、2020年1月~約半年間活動予定である。