要請番号(JL11222B02)
募集終了
1代目
・2023/2 ・2023/3 ・2023/4 ・2024/1 |
【配属機関概要】
1)受入省庁名(日本語)
天然資源商業省
2)配属機関名(日本語)
天然資源商業省貿易投資部
3)任地( マジュロ環礁デラップ地区 ) JICA事務所の所在地( マジュロ デラップ )
任地からJICA事務所までの交通手段、所要時間( 徒歩 で 約 0.2 時間 )
4)配属機関の規模・事業内容
天然資源商業省は、農業・貿易投資を通して、経済を発展させることを目的に1979年に設立された省庁である。年間予算1500万米ドル(2019)。国内産業のうち、特に手工芸、パンダナス、コプラ、観光、漁業の5分野に重点を置き、環境に配慮した経済発展を進めている。また離島住民の生活向上支援を目的に一島一品の振興も行っている。省内には、農業・貿易投資・検疫の3部門があり、総勢35名の職員が勤務する。隊員が配属される貿易投資部門には、5名のスタッフが勤務している。
【要請概要】
1)要請理由・背景
マーシャルは、漁業とコプラ産業が主産業で、それ以外に目立った産業は無く、経済的には海外(米国等)からの支援に頼るところが大きい。また生活必需品の多くを輸入に依存しているため、経済的な自立を目指して民間事業の育成が望まれている。配属先は、中小規模産業の国内・国際市場への進出を支援しているが、魅力的な商品開発への支援が課題となっている。デザイナーの少ないマーシャルには、印刷会社はあるもののデザイン会社やパッケージを主業務とする会社は存在しないため、特産品に必要なパッケージおよび商品デザインの改良・開発が求められている。また、2025年日本国際博覧会への参加を予定しており、そのための支援も急務となっている。
2)予定されている活動内容(最終的な活動内容は、赴任後に配属先と協議し決定します)
マーシャル諸島の産品のデザイン改良を目的に、以下の活動を実施する。
1.マーシャルの小規模産業を調査し、デザイン面での今後の改善余地を探る。
2.デザイン作成に係る必要機材を配属先に提案する。
3.各産品作り手と話し合い、パッケージデザイン案を作成・提供する。
4.各産品作り手と話し合い、新しい商品のデザインを提案する。
5.配属先が実施する広報活動に係る協力を行う。
3)隊員が使用する機材の機種名・型式、設備等
執務机、パソコン、インターネット
※デザイン作成に係るソフトウェア等は、隊員赴任後に配属先予算の範囲で購入を予定している。
4)配属先同僚及び活動対象者
配属先同僚:
資源商業省事務次官(女性、40代)
輸出戦略責任者(男性、1名)
輸出戦略担当スタッフ(女性、3名)
※配属先にデザイン担当者はいない
活動対象者:零細企業、特産品の作り手
5)活動使用言語
英語
6)生活使用言語
その他
7)選考指定言語
言語問わず(レベル:D)
【資格条件等】
[免許]:( )
[性別]:( ) 備考:
[学歴]:(専門学校卒) 備考:デザインの専門知識が必要
[経験]:(実務経験)2年以上 備考:デザイン経験に基づく知識が必要
[参考情報]:
・商品パッケージ等作成経験が必要
任地での乗物利用の必要性
不要
【地域概況】
[気候]:(熱帯雨林気候) 気温:(25~30℃位)
[通信]:(インターネット可 電話可)
[電気]:(安定)
[水道]:(安定)
【特記事項】
訓練言語と現地語学訓練言語が異なる。現地語については、現地語学訓練期間に語学研修を行う。