要請番号(JL11223A07)
募集終了
9代目
・2023/4 ・2024/1 ・2024/2 ・2024/3 |
【配属機関概要】
1)受入省庁名(日本語)
大統領府
2)配属機関名(日本語)
環境保護局
3)任地( マジュロ環礁デラップ地区 ) JICA事務所の所在地( マジュロ デラップ )
任地からJICA事務所までの交通手段、所要時間( 徒歩 で 約 0.0 時間 )
4)配属機関の規模・事業内容
環境保護局は、主に環境問題に関する啓発教育、海水・飲料水の水質検査、生態系の保護活動、海岸線や海洋資源の管理、衛生検査及び管理、廃棄物管理等、同国の環境保護全般にあたっている機関である。同局職員数は約20名で、環境分野(環境教育、3R、廃棄物管理等)におけるJICA本邦研修への参加経験のある職員が複数在籍している。また、JICAの大洋州地域廃棄物管理改善支援プロジェクト(J-PRISMフェーズ3、2023年4月から開始予定)のカウンターパート機関である。過去8名の隊員を派遣(直近は2017年度派遣、環境教育)し、教育機関等と連携し環境啓発に関する授業やワークショップ開催等の活動を展開した。
【要請概要】
1)要請理由・背景
環礁低地である同国は、地球温暖化に伴う気候変動や海面上昇の影響を受けやすい極めて脆弱な環境下にある。急速な都市化や生活様式の変化で生じた廃棄物によって環境汚染が深刻化している。しかし、ごみに対する国民の意識は依然として低く、陸地・海洋への日常的な投棄によって海洋環境・土壌・地下水は汚染され、住民の健康被害も発生している。2018年8月よりCDL(飲料容器デポジット制度)が開始されており、住民のアルミ缶等へのリサイクル意識は向上してきているが、引き続き環境対策が急務である。隊員は環境教育担当官と協力し、学校現場への環境教育や地域住民へのプレゼンテーション等の啓発活動をすることが求められ要請に至った。
2)予定されている活動内容(最終的な活動内容は、赴任後に配属先と協議し決定します)
1. 配属先と共に、ごみの分別や3R(Reuse,Reduce,Recycle)を中心とした環境問題に関する啓発活動の企画・実施をする。
2. 教育スポーツ訓練省と連携し、教師への環境教育ワークショップを開催する。
3. 過去の隊員による定期清掃活動や地域美化活動等をレビューし、街の美化や地域住民の環境意識向上に貢献する。
4. 国内外への環境に関する情報発信として、配属先のフェイスブックページの管理運営をサポートする。
5. JICAの大洋州地域廃棄物管理改善支援プロジェクトと連携して、配属先の活動をサポートする。
3)隊員が使用する機材の機種名・型式、設備等
カラープリンター、ビデオプロジェクター、コピー機
4)配属先同僚及び活動対象者
配属先同僚:
局長1名(40代、女性、修士、経験10年以上)
副局長1名(30代、女性、学士、経験5年以上)
環境教育官(20代、女性、経験5年以上)
(30代、女性、経験1年以上)
活動対象者:地域住民、環境教育を学ぶ学生等
5)活動使用言語
英語
6)生活使用言語
その他
7)選考指定言語
英語(レベル:B)
【資格条件等】
[免許]:( )
[性別]:( ) 備考:
[学歴]:(大卒) 備考:同僚とのバランス
[経験]:( ) 備考:
[汎用経験]:
・環境関連活動の経験や知識
任地での乗物利用の必要性
不要
【地域概況】
[気候]:(熱帯雨林気候) 気温:(25~30℃位)
[通信]:(インターネット可 電話可)
[電気]:(安定)
[水道]:(安定)
【特記事項】
訓練言語と現地語学訓練言語が異なる。現地語(マーシャル語)については、現地語学訓練期間に語学研修を行う。