要請番号(JL11223B16)
募集終了
・2024/2 ・2024/3 ・2025/1 |
【配属機関概要】
1)受入省庁名(日本語)
大統領府
2)配属機関名(日本語)
環境保護局クワジェリン環礁支部
3)任地( クワジェリン環礁イバイ ) JICA事務所の所在地( マジュロ デラップ )
任地からJICA事務所までの交通手段、所要時間( 飛行機+船 で 約 5.0 時間 )
4)配属機関の規模・事業内容
環境保護局は、環境保護と環境問題の取り組み機関として1984年に設立された機関である。環境啓発に関する活動、海水・飲料水の水質検査、海洋資源の管理等を主な事業として、国内の環境保護全般を担当している。配属先であるクワジェリン支部の職員数は現在4名であるが、首都マジュロにある本部から出張者が来ることも多い。また、JICAが実施する大洋州地域廃棄物管理改善支援プロジェクト(J-PRISMフェーズ3、2023年7月開始、協力期間5年間、マジュロ環礁およびクワジェリン環礁対象)のカウンターパート機関でもある。
【要請概要】
1)要請理由・背景
クワジェリン環礁は、人口約11,400名が暮らす国内で2番目に人口の多い環礁であり、その約半数が18歳未満の子供である。子供の割合が高いため、環境保護活動では、教育機関へ向けた啓発活動が重要である。しかし配属先は人員が少なく、環境教育経験のある人材を見つけることも難しいため、啓発活動は順調に進められていない。そのため、環境教育に関するキャンペーンや啓発活動を実施できる隊員の要請がなされた。教育機関や住民団体とネットワークを築きながら、自ら企画し実施できる人物が求められている。隊員には、廃棄物処理の実施機関である地方自治体や同機関配属の隊員と協力し、リサイクル施行にあたる住民への周知やリサイクル意識向上への支援も期待されている。
2)予定されている活動内容(最終的な活動内容は、赴任後に配属先と協議し決定します)
同僚や地域住民・教員と協力して以下の活動を行う。
1. 月2-3回程度、小・中学校等の教育機関を訪問し環境教育を実施する。
2. ゴミの分別方法の紹介や3R(Reuse,Reduce,Recycle)の指導など、地域住民や教員向けにワークショップを開催する。
3. 飲料容器デポジット制度によるリサイクルの施行を補助し、住民のリサイクル意識向上を図る。
4. その他、環境啓発に関連するイベントを企画・実施する。
5. JICAの大洋州地域廃棄物管理改善支援プロジェクトと連携して、配属先の活動をサポートする。
3)隊員が使用する機材の機種名・型式、設備等
執務机、プリンター、プロジェクター、コピー機
4)配属先同僚及び活動対象者
配属先同僚:
部長(30代後半/男性/修士)
水質調査担当(30代後半/男性/高卒)
他スタッフ2名(30代/男女/高卒)
活動対象者:クワジェリン環礁住民、児童・生徒
5)活動使用言語
英語
6)生活使用言語
その他
7)選考指定言語
英語(レベル:B)
【資格条件等】
[免許]:( )
[性別]:( ) 備考:
[学歴]:(大卒) 備考:同僚とのバランス
[経験]:(実務経験)2年以上 備考:活動に必要
[汎用経験]:
・環境関連活動の経験や知識
任地での乗物利用の必要性
不要
【地域概況】
[気候]:(熱帯雨林気候) 気温:(25~30℃位)
[通信]:(インターネット可 電話可)
[電気]:(安定)
[水道]:(安定)
【特記事項】
訓練言語と異なる現地語(マーシャル語)は現地語学訓練期間に語学研修を行う。
人口密集地の島であり全ての現地人が繋がりを持っているため、その環境を楽しめることも大切である。