2024年度 春 要望調査票
青年海外協力隊 / 海外協力隊 / 日系社会青年海外協力隊 / 日系社会海外協力隊

要請番号(JL11224A07)
募集終了

国名
マーシャル
職種コード 職種
C103 野菜栽培
年齢制限
活動形態
個別
区分
新規
派遣期間
2年
派遣隊次
・2024/3 ・2025/1 ・2025/2
配属先校舎内 配属先圃場 農業の授業に取り組む生徒の様子 農業の授業に取り組む生徒の様子

【配属機関概要】

1)受入省庁名(日本語)

教育スポーツ訓練省

2)配属機関名(日本語)

職業訓練アカデミー

3)任地( マジュロ環礁デラップ地区 ) JICA事務所の所在地( マジュロ デラップ )

任地からJICA事務所までの交通手段、所要時間( 徒歩 で 約 0.5 時間 )

4)配属機関の規模・事業内容

配属先は2012年に設立された当国唯一の職業訓練校であり、4年制公立高校に相当する。9年生から12年生(15-18歳)の生徒約160名が在籍し、17名の教員の他用務員等がいる。各学年2クラスあり、1クラスの生徒数は最大25名である。同校では数学や英語などの授業に加え、職業訓練(木工、農業、電気、伝統工芸等)を実施している。職業訓練時間になると、生徒は約5名ずつに分かれて各分野を学習する。四半期毎のローテーションで分野が変わり、一年間でほぼすべての分野を学習することになる。現校長は過去にJICA海外協力隊(理数科教師、日本語教師等)と活動した経験があり、隊員活動に対する深い理解がある。

【要請概要】

1)要請理由・背景

多くの物資を輸入に依存している当国では新鮮な野菜は高値で、一般家庭は野菜を摂取することが困難である。この状況を踏まえ生徒の健康的な成長を望む校長の思いから、農業授業では無農薬野菜を栽培している。しかし、校内にある圃場(面積約280㎡)は小規模であり4学年が共有しているため栽培可能な野菜に限りがある。現在教科書はなく、実地での授業が主である。農業担当教員や校長は、生徒のためのバラエティ豊かな授業展開やアイディアを求めている。また、配属先は地域や学校行事等で生徒が栽培した野菜の販売等を通じ、生徒自身が野菜栽培の魅力を更に実感できる機会を多く創出したいとの思いから要請に至った。

2)予定されている活動内容(最終的な活動内容は、赴任後に配属先と協議し決定します)

1.校長および農業担当教員とともに、野菜栽培をに関する魅力ある授業内容を提案・実施する。
(ホウレンソウ、ハクサイ、ダイコン、サツマイモ、パパイヤ、キャッサバ、
キンカン、ナガササゲ、キャベツ、オクラなどの栽培実績がある)
2.収穫した野菜を、学園祭や地域の出店イベント等で販売するためのアイディアを提案し、他教員・生徒と共に販売する。
3.地域コミュニティとの協働活動や他機関との連携活動について企画・実施する。
4.職員会議等で活動状況を共有し、他分野・教員との連携による取り組みを模索・実施する。

3)隊員が使用する機材の機種名・型式、設備等

PC (Dell Inspiron)、鋤11本、シャベル8本、熊手6本、鉈5本、剪定ばさみ5本、シェードネット1巻、じょうろ(大小)13個など。野菜の種や肥料等は配属先が購入している。

4)配属先同僚及び活動対象者

配属先同僚:校長(40代、男性、教員経験22年、フィジー人)
農業担当教員(30代、男性、経験9年、フィジー人)
他、木工、電気、伝統工芸等担当教員(20-60代、男女、経験3-30年、キリバス人やマーシャル人など)
活動対象者:全校生徒約160名

5)活動使用言語

英語

6)生活使用言語

その他

7)選考指定言語

英語(レベル:D)

【資格条件等】

[免許]:(    )

[性別]:(    ) 備考:

[学歴]:(大卒)農学系 備考:野菜栽培の知識が必要

[経験]:(    ) 備考:

[汎用経験]:

 ・播種から収穫までの栽培経験を2作物以上

 ・野菜栽培農業実習180時間以上

[参考情報]:

 ・職業訓練実施経験があるとなお良い

任地での乗物利用の必要性

不要

【地域概況】

[気候]:(熱帯雨林気候) 気温:(25~30℃位)

[通信]:(インターネット可  電話可)

[電気]:(安定)

[水道]:(安定)

【特記事項】

訓練言語と異なる現地語(マーシャル語)については、現地語学訓練期間に語学研修を行うが自主学習も行うと有益である。