要請番号(JL11224A08)
募集終了
・2024/3 ・2025/1 ・2025/2 |
【配属機関概要】
1)受入省庁名(日本語)
大統領府
2)配属機関名(日本語)
国立エネルギー局
3)任地( マジュロ環礁ウリガ地区 ) JICA事務所の所在地( マジュロ デラップ )
任地からJICA事務所までの交通手段、所要時間( 車 で 約 0.5 時間 )
4)配属機関の規模・事業内容
配属先は旧来天然資源商業省の一部署であったが、2018年の国家エネルギー局法の制定により独立した政府機関として編成された。配属先は国家電力ロードマップの実施を通じて国内のエネルギー分野の状況を監督している。また、温室効果ガス排出量を監視し、政策や規制に関する内閣への提言を図っている。電力会社による一般家庭や産業界の電力消費量、化石燃料算出のための警察による自家用自動車等の登録台数等のデータを収集・分析、法律案を作成し内閣への政策提言に繋げている。2024年初頭には電化製品や燃料の規制、燃料輸入業者への安全規制などの法案を提出することを計画している。JICA海外協力隊の要請は初めてである。
【要請概要】
1)要請理由・背景
配属先は上記電力会社や警察、各企業などに対し、電力消費量や自家用自動車の登録台数、化石燃料使用量などのデータを収集している。データは主にエクセルでまとめられており、担当者はピボットテーブルやグラフ、Google Workspaceを駆使しながら業務に取り組んでいる。エクセルのスキルが基礎的なものである一方で、データ収集先の数が多く、取扱うデータ量が膨大であるため、より効率的かつスムーズなデータ収集と分析のアイディアを求めJICA海外協力隊の要請に至った。スタッフに対するMicrosofft Officeのアプリケーションの活用も期待されており、データ収集・分析に関するより良いアプリケーションの提案も求められている。
2)予定されている活動内容(最終的な活動内容は、赴任後に配属先と協議し決定します)
データスペシャリストとして、同僚とともに主に下記活動に取り組む。
1.エクセルの活用や他のアプリケーションの提案等を通じ、ユーザーフレンドリーなデータベースの構築を支援する。
2.収集データの効率的なアップデート方法を提案し導入の支援を行う。
3.各機関のエネルギー消費量等の分析結果を配属先長等に報告する(政策提言までは行わない)。
4.各機関のデータ提供者と配属先間の組織的なデータ収集の方法の確立を支援する。
3)隊員が使用する機材の機種名・型式、設備等
ノートPC(Windows)PC用モニター、インターネット、Google Workspaceなど
4)配属先同僚及び活動対象者
配属先同僚
局長(40代、女性、エネルギー分野での業務経験16年)
副局長(30代男性、エネルギー分野での業務経験6年、過去にJICAの研修事業に参加した経験がある)
IT/データベースマネージャー(30代、男性、エネルギー分野での業務経験2年)など
スタッフ人数は局長を含めて7名である。
5)活動使用言語
英語
6)生活使用言語
その他
7)選考指定言語
英語(レベル:C)
【資格条件等】
[免許]:( )
[性別]:( ) 備考:
[学歴]:(大卒) 備考:同僚とのバランス
[経験]:(実務経験)5年以上 備考:経験に基づく支援が必要なため
[参考情報]:
・環境分野の学習や業務経験(なるべく)
・エネルギー分野の業務経験(なるべく)
任地での乗物利用の必要性
不要
【地域概況】
[気候]:(熱帯雨林気候) 気温:(25~30℃位)
[通信]:(インターネット可 電話可)
[電気]:(安定)
[水道]:(安定)
【特記事項】
訓練言語と異なる現地語(マーシャル語)については、現地語学訓練期間に語学研修を行う。配属先の規模・事業内容欄の資料:国家エネルギー局法、国家電力ロードマップ