2024年度 秋 要望調査票
青年海外協力隊 / 海外協力隊 / 日系社会青年海外協力隊 / 日系社会海外協力隊

要請番号(JL11224B05)
募集終了

国名
マーシャル
職種コード 職種
G182 小学校教育
年齢制限
活動形態
個別
区分
新規
7代目
派遣期間
2年
派遣隊次
・2025/1 ・2025/2 ・2026/1

【配属機関概要】

1)受入省庁名(日本語)

教育スポーツ訓練省

2)配属機関名(日本語)

北デラップ小学校

3)任地( マジュロ環礁デラップ地区 ) JICA事務所の所在地( マジュロ デラップ )

任地からJICA事務所までの交通手段、所要時間( 徒歩 で 約 0.5 時間 )

4)配属機関の規模・事業内容

配属先はマジュロ環礁内にある9つの公立小学校の1つである。幼稚園就学前から6年生(4-12歳)までの約300名の児童が在籍している。各学年のクラス数は1-2クラスで1クラスの人数は30-40名である。教員数は28名である。3年生および6年生の修了時に学力試験がある。校長は過去に隊員との活動経験があり、JICA研修生として訪日したことがあるなどJICA事業への理解が深い。過去6名の隊員(直近2013年度、小学校教育)を派遣しており、隊員は現地教員と共に児童が掛け算の九九を習得できるよう尽力した。教育スポーツ訓練省等と協働で100%ゴールテスト(※)や教員向けワークショップを実施した。

【要請概要】

1)要請理由・背景

当国の子供たちの学力低迷は深刻な問題であり、初等教育での算数の理解不足がその後の中・高等教育における数学不振に大きく影響している。現地教員の基礎学力の低さや授業の技術力不足、年間の教授内容の多さ等が起因している。隊員には、主に1-3年生の担当教員に対して効果的な指導法を紹介する活動や、児童の算数学力向上のために現地教員とともに授業を実施することが求められている。児童が高学年に進級した際に算数でつまづかないように、低学年を対象にした活動が求められている。各学年毎日算数の授業があり、1コマ60分である。教育スポーツ訓練省が実施するワークショップへの協力や他隊員との連携も期待されている。

2)予定されている活動内容(最終的な活動内容は、赴任後に配属先と協議し決定します)

同僚教員と共に、主に以下活動に取り組む。
1. 1-3年生担当の教員とのティームティーチング等を通じ、算数に関する児童の基礎学力向上と教員の指導力向上に向けた取り組みを行う。
2. 同僚や他隊員とともに、100%ゴールテストの実施をはじめ、九九の定着に向けた工夫を検討・実践する。
3. 教育スポーツ訓練省が実施する現地教員向け研修会(オープンクラス)に参加し、教授手法改善に向けた提案・支援活動に取り組む。
4. 日本語の挨拶や日本文化紹介の依頼がある場合には、可能な範囲で対応する。

3)隊員が使用する機材の機種名・型式、設備等

PC、プリンター、教科書(Math in Focus, Singapore Math) (但し児童全員分ではない)など

4)配属先同僚及び活動対象者

配属先同僚:
校長(40代、女性、経験10年以上)
1-3年生教員(30-50代、男女、経験10-25年以上)

活動対象者:
主に1-3年生児童約90名、他学年児童・教員

5)活動使用言語

英語

6)生活使用言語

その他

7)選考指定言語

英語(レベル:D)

【資格条件等】

[免許]:(小学校教諭)

[性別]:(    ) 備考:

[学歴]:(大卒)教育学 備考:現地教員への助言のため

[経験]:(教員経験)2年以上 備考:現地教員への助言のため

任地での乗物利用の必要性

不要

【地域概況】

[気候]:(熱帯雨林気候) 気温:(25~30℃位)

[通信]:(インターネット可  電話可)

[電気]:(不安定)

[水道]:(安定)

【特記事項】

訓練言語と異なる現地語(マーシャル語)については、現地語学訓練期間に語学研修を行うが継続した自主学習が必要である。 ※100%ゴールテストとは、過去隊員が受入省庁と共に開始した児童の基礎計算能力の向上を目的にした取り組みである。学力の確認や反復学習等により計算の解法の理解度を高める取り組みである。