2024年度 秋 要望調査票
青年海外協力隊 / 海外協力隊 / 日系社会青年海外協力隊 / 日系社会海外協力隊

要請番号(JL11224B06)
募集終了

国名
マーシャル
職種コード 職種
G159 数学教育
年齢制限
活動形態
個別
区分
新規
3代目
派遣期間
2年
派遣隊次
・2025/1 ・2025/2 ・2026/1
配属先外観 配属先敷地 配属先敷地 配属先敷地 配属先敷地

【配属機関概要】

1)受入省庁名(日本語)

教育スポーツ訓練省

2)配属機関名(日本語)

クワジェリン高校

3)任地( クワジェリン環礁グジグ地区 ) JICA事務所の所在地( マジュロ デラップ )

任地からJICA事務所までの交通手段、所要時間( 飛行機+船 で 約 6.0 時間 )

4)配属機関の規模・事業内容

配属先は公立高校で同環礁に8校ある高校の内の1つである。9年生への進学準備クラスと、9-12年生(15-18歳)の生徒約400名が在籍、教員数約20名である。各学年2-4クラスあり1クラスの生徒数は約25名、授業時間は1コマ45分である。配属先は同環礁の都市イバイから7-8km離れたグジグ地区にあり、全生徒と一部教員は通学バスを利用している。サマースクール等の学校行事があり、数学等の授業や釣り網の制作等の技術授業等を実施している。過去2名の隊員派遣実績(直近2015年度、数学教育)があり、隊員は計算練習を主とした「3分間テスト」を導入した。また、小中学校の教員も巻き込んでの研修会等を実施した。

【要請概要】

1)要請理由・背景

当国の児童生徒の学力低迷は深刻な問題であり、原因として算数・数学科目に関する現地教員の基礎学力の低さや技術力不足、生徒が小学校段階から算数に苦手意識を抱いていること等が挙げられる。数学は進学や就職で必要であるが、生徒にとってその成績を伸ばすことが難しく、就職率の低迷にも繋がっている。配属先は、生徒の実生活に直結するような数学の授業展開により、生徒の数学への関心意欲の向上と成績向上を期待し本要請に至った。隊員はまず10年生と11年生の数学の授業を担当し、放課後の時間を活用しての補習授業実施が期待されている。また、全国学力テストへの参加をはじめ、サマースクールやその他学校行事への協力、生徒の出席管理などの担任業務も期待されている。

2)予定されている活動内容(最終的な活動内容は、赴任後に配属先と協議し決定します)

同僚と共に、主に以下活動に取り組む。
1. 10年生や11年生の生徒を対象に、週25時間程の数学授業の実践に取り組む。放課後の時間に補習を行う。
2. 効果的な指導案や板書計画について同僚に助言するとともに自らが実践する。
3. 教育スポーツ訓練省が毎年実施する全国数学学力テスト「マスコンペティション」への配属先参加に向けた計画・実施に協力する。
4. サマースクールなどの学校行事の実施に協力する。
5. 生徒の出席管理など、担任業務にも取り組む。

3)隊員が使用する機材の機種名・型式、設備等

教科書(Math in Focus, Singapore Math)(但し生徒全員分はない)、プリンター、プロジェクター、定規等

4)配属先同僚及び活動対象者

配属先同僚:
校長(40代、男性、経験1年以上)
教頭(40代、女性、経験20年以上)
数学教員(30-50代、男女計6名、経験2-10年以上)
※他団体から派遣の日本人教員1名在籍

活動対象者:上記教員、生徒約400名

5)活動使用言語

英語

6)生活使用言語

その他

7)選考指定言語

英語(レベル:D)

【資格条件等】

[免許]:(中学校又は高等学校教諭(数学))

[性別]:(男性) 備考:配属先要望による

[学歴]:(大卒)教育学 備考:配属先要望による

[経験]:(教員経験)2年以上 備考:配属先要望による

任地での乗物利用の必要性

不要

【地域概況】

[気候]:(熱帯雨林気候) 気温:(25~30℃位)

[通信]:(インターネット可  電話可)

[電気]:(不安定)

[水道]:(安定)

【特記事項】

訓練言語と異なる現地語(マーシャル語)については現地語学訓練期間に語学研修を行うが継続した自主学習が必要である。人口密集地の島であり人間関係が密であるため、その環境を楽しめることも大切である。9年生への進学準備クラスは、8年生修了後に進学できなかった生徒向けのクラスのことである。