要請番号（JL11518A01）
募集終了
4代目
| ・2019/1 |
【配属機関概要】
1）受入省庁名（日本語）
ヤップ州 教育局
2）配属機関名（日本語）
ギルマン小学校
3）任地（ ヤップ州ギルマン ） JICA事務所の所在地（ ポンペイ州コロニア ）
任地からJICA事務所までの交通手段、所要時間（ 飛行機 で 約 6.0 時間 ）
4）配属機関の規模・事業内容
配属先は、ヤップ州本島にある公立小学校10校の内の一つであり、村落部にある小規模校である。2017年度生徒数は、8学年(日本の小学校1年生から6年生と中学1・2年生に相当)全体で37名程度、教員数は5名である。生徒は、算数、理科、英語、健康、農業、文化の6教科を学習している。授業は8:30から14:30までである。予算は、ヤップ州の教育局が同州全体で確保し、状況に応じて配分しており、同校へは年間4,000米ドル(45万円)程度が配賦される。前任青年海外協力隊員は2017年7月から2019年3月まで活動中である。
【要請概要】
1）要請理由・背景
ミクロネシア連邦では全般的に、教師の指導力不足等によって、算数教育における基礎学力の低さが問題となっている。その改善のため、同校には、2011年4月から隊員の派遣が開始され、2017年7月からは3代目のボランティアが活動中である。1-4年生までの算数、低学年、高学年の体育の授業(計週22時間)を担当している(2017年10月現在)。また、同州内の同職種隊員と共に、教育局職員とも連携し、州内の小学校で定期的にワークショップ(研究授業)の開催にも協力している。配属先は、算数の低学年からの基礎力養成の重要性、教員の指導力向上の必要性、及びそのための一手法としての研究授業の意義について理解している。しかし、現状では配属先のみでこれらに対応することは難しく、継続的な教師の指導力向上支援、生徒への指導のため、本要請に至った。
2）予定されている活動内容（最終的な活動内容は、赴任後に配属先と協議し決定します）
主に低学年から中学年を対象として、以下の活動を行う。
1. 同僚教員と共に、算数の授業を担当し、生徒の基礎学力向上のための指導を行う。
2. 同僚教員に、指導力向上のための授業法や教材作成について、助言、支援する。
3. 同僚教員、教育局算数教育担当者及び同任地の隊員と共に、他校巡回及び島内教員対象の研究授業を企画・実施し、教員の指導力向上を支援する。
4.配属先とも協議のうえ、必要に応じ体育等の算数以外の授業も担当する可能性がある。
3）隊員が使用する機材の機種名・型式、設備等
PC、FAX、プリンター、電話、学校用備品など(他の教師と共有するため、常時使用できるものではない。)
4）配属先同僚及び活動対象者
教頭兼英語教諭 女性 50代
理科教諭 女性 30代
算数教諭 男性 40代
カルチャー教諭 男性 40代
カルチャー教諭 女性 50代
教員計 5名
5）活動使用言語
英語
6）生活使用言語
その他
7）選考指定言語
英語(レベル:B)
【資格条件等】
[免許]：（小学校教諭）
[性別]：（ ） 備考：
[学歴]：（ ） 備考：
[経験]：（教員経験）3年以上 備考：教員への指導、助言を行うため
任地での乗物利用の必要性
不要
【地域概況】
[気候]：（熱帯雨林気候） 気温：（25～33℃位）
[通信]：（インターネット可 電話可）
[電気]：（安定）
[水道]：（安定）
【特記事項】
任地での現地語学研修では、英語を使用して現地語(ヤップ語)を学習する。現地語を学習し、習得することは、協力活動や日常生活を行う上で重要である。隊員の住居は、ホームステイとなる。