2023年度 春 要望調査票
青年海外協力隊 / 海外協力隊 / 日系社会青年海外協力隊 / 日系社会海外協力隊

要請番号(JL11523A09)
募集終了

国名
ミクロネシア
職種コード 職種
G159 数学教育
年齢制限
活動形態
区分
新規
2代目
派遣期間
2年
派遣隊次
・2024/1 ・2024/2 ・2024/3

【配属機関概要】

1)受入省庁名(日本語)

チューク州政府教育局

2)配属機関名(日本語)

チューク高校

3)任地( チューク州ウエノ ) JICA事務所の所在地( ポンペイ州コロニア )

任地からJICA事務所までの交通手段、所要時間( 飛行機 で 約 1.5 時間 )

4)配属機関の規模・事業内容

配属先は、日本の中学3年生から高校3年生に当たる4年制の高校。学年は9~12年生までとなっており、9年生200名、10年生160名、11年生160、12年生170名が在籍している。男女学生数は半々である。教員は35名、事務スタッフは23名いる。教員は5つの部門(ライティング、リーディング、数学、社会、サイエンス)に所属している。数学部門には、8名の教員がいる。年間予算は、80万ドル(約1億8000万円)。チューク高校は、これまで3名の日本語教育隊員(1994~1999年)と、数学教育隊員(1994~1996年)の受入実績がある。

【要請概要】

1)要請理由・背景

2018年、配属先であるチューク高校から、数学教師1名が、JICAのリーダーシップ研修に参加し、日本での5週間のトレーニングを受け、日本の算数・数学指導法について学んだ経験がある。その教員が研修から帰国後に作成したアクションプラン実行により卒業生のミクロネシア短大への合格率は上がった(数学が出来る生徒が増えた)。しかし一方、10年生を対象とした全国統一テストの結果は伸び悩んでいる。落ちこぼれて授業についていけない生徒が増えている。出来る生徒と出来ない生徒の2極化が進んでいる。隊員には、9年生の生徒を担当し、入学時に高校のレベルに達していない生徒達を指導し,10年生以降、授業についていけるようにして欲しいという要請である。入学時の習熟度テストで一学年を成績で9つのクラスに分けている。

2)予定されている活動内容(最終的な活動内容は、赴任後に配属先と協議し決定します)

9年生の数学担当教師2名と共に、
1.習熟度が低い生徒にわかりやすい授業を実施する。
2.数学部門の現地教員に向けて研修会を実施する。(月に2回ほど自主研修を行う。現在はコロナ禍で中止されているが、近々に再開する見込み)
3.毎年7月に校内研修を2週間実施しているがその中で指導法について研修を実施する.
4.日本語、スポーツ、音楽、芸術など、自身の特異な分野の課外活動を担う。

3)隊員が使用する機材の機種名・型式、設備等

机、椅子、PC、プリンター、コピー機、マークシート読み取り機

4)配属先同僚及び活動対象者

配属先同僚(カウンターパート):
9年生数学教師
20年の経験の男女2名の数学教師

活動対象者:9年生(13-14歳)

5)活動使用言語

英語

6)生活使用言語

英語

7)選考指定言語

英語(レベル:C)

【資格条件等】

[免許]:(中学校又は高等学校教諭(数学))

[性別]:(男性) 備考:女性を対象とした住居等確保が困難

[学歴]:(    ) 備考:

[経験]:(教員経験)3年以上 備考:教員への指導、助言を行うため

任地での乗物利用の必要性

不要

【地域概況】

[気候]:(熱帯雨林気候) 気温:(25~32℃位)

[通信]:(インターネット可  電話可)

[電気]:(安定)

[水道]:(安定)

【特記事項】

活動は、英語で行うがチューク語の研修を現地にて30時間実施可能。