要請番号(JL11523A16)
募集終了
2代目
・2024/1 ・2024/2 ・2024/3 |
【配属機関概要】
1)受入省庁名(日本語)
コスラエ州政府
2)配属機関名(日本語)
コスラエ州教育局
3)任地( コスラエ州トフォル ) JICA事務所の所在地( ポンペイ州コロニア )
任地からJICA事務所までの交通手段、所要時間( 飛行機 で 約 1.0 時間 )
4)配属機関の規模・事業内容
配属先であるコスラエ州教育局の年間予算は、約5.5億円程。コスラエ州教育局の管轄は、6校の公立就学前教育センター、6校の公立小学校(ミクロネシア連邦の小学校は、日本でいう就学前教育の年長から中学2年生までを対象としている)と1校の私立小学校、1校の高校(日本でいう中学3年生から高校3年生まで対象)となっている。ミクロネシアでは、8月に新学年がスタートし5月に終了する。新学年の始まる前の夏休みの間に教育局主催のトレーニングがあり、そこで教員たちへの指導法についての講習会などが行われる。また、教育局から四半期ごとに2回程度各学校を訪問し、指導法についてのアドバイスなどを実施している。
【要請概要】
1)要請理由・背景
ミクロネシアでは4年連続で全国統一テストでの算数の結果が落ちている。コスラエでは、特に10年生(日本でいう高校1年生)の結果が悪い。テスト結果を分析し、弱点克服のための手立てを隊員と共に考えたいとのこと。現在、配属先であるコスラエ州教育局は、現地教員の指導力向上のため、四半期ごとの巡回指導や新学年の始まる前の教員向け講習会などを実施している。子供たちが楽しみながら学ぶことのできる教材開発、生徒主体の授業の実践、子供たちのやる気を引き出す授業の組み立て方、教員の指導力向上のための研究授業や公開授業などの実践の改善に取り組みたいと考えている。2023年2月、日本ミクロネシア首脳共同声明に「数学教育等のJICA海外協力隊の追加派遣を含む人的交流促進」が記載されており、教師たちの指導法の向上を包括的・戦略的に行うことが必要と考え、教育局への派遣要請となった。
2)予定されている活動内容(最終的な活動内容は、赴任後に配属先と協議し決定します)
1.算数科指導主事と共に全国、州別統一テストの結果から児童・生徒の弱点を分析。
2.弱点克服に向けたアプローチ方法の提案と実施。
3.算数科指導主事と共にローカル教材を作成し、その使い方について現地教員に指導アドバイスを行う。
4.算数科指導主事と共に学校を訪問し、又夏季研修を通じ現地教員への指導アドバイスを行う。
3)隊員が使用する機材の機種名・型式、設備等
机、いす、PC、プリンター、教材作成のための道具
4)配属先同僚及び活動対象者
同僚教員: 男性 50代 経験10年以上
活動対象者: 州内各校の教師や児童・生徒(小学校高学年から中学生)
5)活動使用言語
英語
6)生活使用言語
英語
7)選考指定言語
英語(レベル:C)
【資格条件等】
[免許]:(中学校又は高等学校教諭(数学))
(小学校教諭)
[性別]:( ) 備考:
[学歴]:(大卒)教育学 備考:教師を指導するため
[経験]:(実務経験)10年以上 備考:指導的な立場になるため
任地での乗物利用の必要性
不要
【地域概況】
[気候]:(熱帯雨林気候) 気温:(25~33℃位)
[通信]:(インターネット可 電話可)
[電気]:(不安定)
[水道]:(安定)
【特記事項】
住居は、ホームステイ(現地の一般家庭での居住)になる可能性があります。生活使用言語は、英語が一般的だが、現地語(コスラエ語)の研修も実施予定。