要請番号(JL11523B03)
募集終了
3代目
・2024/2 ・2024/3 ・2025/1 |
【配属機関概要】
1)受入省庁名(日本語)
ヤップ州政府
2)配属機関名(日本語)
ヤップ州保健局
3)任地( ヤップ州コロニア ) JICA事務所の所在地( ポンペイ州コロニア )
任地からJICA事務所までの交通手段、所要時間( 飛行機 で 約 12.0 時間 )
4)配属機関の規模・事業内容
ヤップ州は、人口約1.1万人(内40%がヤップ島外の環礁に住んでいる)のミクロネシア連邦4州の一つ。配属先はヤップ州の州立病院(病床数34、医師3人、看護師35人(准看護師含む))に併設する保健局の公衆衛生課である。コロナ禍以前は、電気・電子設備、看護師、コンピュータ技術、栄養士のJICA海外協力隊が同病院で活動していた。
【要請概要】
1)要請理由・背景
同国では、現地で採れる農作物や魚を中心とした伝統の食生活から、海外からの輸入食品に頼る食生活に変化している。その結果、生活習慣病や肥満等の健康問題が表面化し,妊産婦の死亡率及び過体重児の出産率が高いことも課題となっている。保健局公衆衛生部では「NCD(生活習慣病)プログラム」と「MCH(妊産婦、乳幼児ヘルスプログラム) 」とも栄養面の指導が不可欠であり、栄養の専門知識を持ったJICA海外協力隊隊員の指導と提言を必要としている。ヤップ州では栄養の専門知識を持った人材が極めて少なく、隊員の支援を受け地元の食材の価値を住民に認識してもらい、現地食材を使用した健康的な食生活を住民が送ることを目指している。
2)予定されている活動内容(最終的な活動内容は、赴任後に配属先と協議し決定します)
配属先の同僚らと共に、以下の活動を行う
1. 公衆衛生局をはじめとする関係者に対する、栄養教育指導、セミナー等を通じて栄養に関する知識の向上を図り、食生活改善の提言を行う
2. 妊産婦に対して、栄養指導及び食生活改善の提言を行う
3. 学校や地域で、児童・生徒及び親や、住民へ適切な栄養指導及び食生活改善の指導を行う
4. 食生活改善のための健康食材に関する啓発教材(ポスターやパンフレットなど)を作成する
5. 連邦政府のNCDプロジェクトとの共働活動
3)隊員が使用する機材の機種名・型式、設備等
パソコン、執務机など
4)配属先同僚及び活動対象者
配属先同僚:
・公衆衛生課主任(男性、40代)カウンターパート予定
・NCD管理者(女性)
・MCH管理者(女性)
活動対象者:
公衆衛生局の関係者、妊産婦、学校の児童・生徒・親、村落の住民
5)活動使用言語
英語
6)生活使用言語
英語
7)選考指定言語
英語(レベル:D)
【資格条件等】
[免許]:(栄養士)
[性別]:( ) 備考:
[学歴]:( ) 備考:
[経験]:(実務経験)2年以上 備考:経験に基づいた知見が必要
任地での乗物利用の必要性
不要
【地域概況】
[気候]:(熱帯雨林気候) 気温:(25~33℃位)
[通信]:(インターネット可 電話可)
[電気]:(安定)
[水道]:(安定)
【特記事項】
活動及び生活言語は英語であるが、赴任後英語を使用して現地語(ヤップ語)を30時間学習する機会がある。隊員の住居はホームスティとなる可能性がある。