要請番号(JL11524A08)
募集終了



2代目
・2024/3 ・2025/2 |
【配属機関概要】
1)受入省庁名(日本語)
チューク州政府教育局
2)配属機関名(日本語)
アコイコイ小学校
NGO
3)任地( チューク州ぺニア ) JICA事務所の所在地( ポンペイ州コロニア )
任地からJICA事務所までの交通手段、所要時間( 飛行機+車 で 約 2.0 時間 )
4)配属機関の規模・事業内容
チューク州教育局から認可を受けたNPO法人で、幼児部(4~5歳)と小学校部(日本の小学校1年生~中学2年生)を対象に無償で教育を提供している。全校生徒135名程度。チューク州の教育カリキュラムに沿った授業を実施している。コロナ禍前は国内外のボランティアを含め7名の教員がいたが、現在は、校長の家族と海外からのボランティアの計4名で授業を行なっている。学校があるぺニア地区は一人当たりの平均所得が1日1ドルを下回る貧困地区で、教育水準、就職率ともに低く、教育強化による青少年の健全な育成を目指している。英語教育に力を入れており、ミクロネシア地域随一の進学校(ザビエル高校)への入学者も輩出している。
【要請概要】
1)要請理由・背景
当校には、50名程度の特別支援教育が必要な児童・生徒がいる。症状は、自閉症スペクトラム障害、難読症、弱視、難聴、注意欠陥障害など多岐にわたっている。自閉症以外の児童生徒については、医師による診断の機会がないので、現地の教員が子どもたちとの関わりの中で判断している。特別支援に関する専門知識を持つ教員がいないため、隊員には児童・生徒への指導とともに、現地教員に対する彼らとの関わり方の指導も求められている。同校ではインクルーシブ教育を実施しているため、隊員はその中での活動がメインとなるが、特別支援クラスが必要と判断されれば、教室を別に設ける準備もある。特別支援が必要と思われる児童・生徒は増加傾向にあるが、教員は減少したため支援が必要な状況である。
2)予定されている活動内容(以下を踏まえ、隊員の経験をもとに関係者と協議して計画を立て、柔軟に内容を変更しながら活動を進めます)
配属先の同僚教員らとともに、以下の活動に取り組む。
1. 特別支援が必要な児童生徒約50名の授業中を支援する
(1クラス15名程度のクラス規模に4~5名の特別支援が必要と思われる児童生徒が含まれている)
2. 同僚教員と保護者に対し、特別支援が必要な子どもたちへの理解や接し方についてアドバイスする
3)隊員が使用する機材の機種名・型式、設備等
PC、プリンター、プロジェクター、iPad、Kindle、教科書
4)配属先同僚及び活動対象者
配属先同僚: 校長(30代、女性、経験10年、ソーシャルワーカー)、教員(男性、60代1名、30代2名)
5)活動使用言語
英語
6)生活使用言語
英語
7)選考指定言語
英語(レベル:D)
【資格条件等】
[免許]:(特別支援学校教諭)
(小学校教諭)
[性別]:(男性) 備考:女性を対象とした住居等確保が困難
[学歴]:( ) 備考:
[経験]:(実務経験)2年以上 備考:指導的な立場になるため
[汎用経験]:
・障害者を対象とした活動経験
・特別支援学級での活動経験
任地での乗物利用の必要性
不要
【地域概況】
[気候]:(熱帯雨林気候) 気温:(25~32℃位)
[通信]:(インターネット可)
[電気]:(安定)
[水道]:(安定)
【特記事項】
チューク語の研修を現地で行なう予定である。
住居はホームステイとなる場合がある。