【配属機関概要】

3）任地（ コスラエ州トフォル ） JICA事務所の所在地（ ポンペイ州コロニア ）

任地からJICA事務所までの交通手段、所要時間（ 飛行機+車 で 約 1.5 時間 ）

4）配属機関の規模・事業内容

コスラエ州公共事業局は、政府が管轄する公共建造物、道路の建設及びそれらの点検・修理・保守管理や、州政府が保有する車両の維持管理、州開発計画の策定や州政府事業の実施、さらに州の廃棄物最終処分場の運営も担っている。配属先の2023年の運営予算は、377,000米ドル(約5千万円)。配属先の中でも道路・機械部では、配属先が所有する機械のメンテナンスや修理を担う部門である。

【要請概要】

1）要請理由・背景

配属先は、日本の支援によって導入された建設機械を多く所有している。現在は、Electronic Diagnostic Scannerがないため、マニュアルでのメンテナンスを3か月に1回程度行ない、補修・修理は職員が担当しているが、各種機械の取り扱いや修理・メンテナンスに詳しい職員はいない。日本製の機械が多いため、日本製機械の操作やメンテナンスに詳しい人材から機械修理について指導を受け、今後も長く機材を使用できる環境を整えたいとの希望からJICA海外協力隊の要請に至った。

2）予定されている活動内容（以下を踏まえ、隊員の経験をもとに関係者と協議して計画を立て、柔軟に内容を変更しながら活動を進めます）

配属先の車両維持管理部門の同僚とともに、主に以下の建設機器の点検・補修・修理などを実際に行ないながら、現地職員に対する実技の指導も行なう。
パワーショベル(Hitachi, ZAXIS-130H)、ホイルローダー(Hitachi, ZW-120G)、ロードグレーダー(Nippon Caterpillar, 120H)、振動ローラー(Nippon Caterpillar, CS 533E)、ブルドーザー(Nippon Caterpillar, D5G)、ごみ収集車(TOYOTA)
なお、上記の建設機器は配属時には変更となっている可能性がある。活動内容は赴任後の状況で配属先と協議し決定する。

3）隊員が使用する機材の機種名・型式、設備等

PC、スキャナー、FAX, プリンター、コピー機、インターネット(ダイアルアップ)、修理のために必要となる基本的な工具

4）配属先同僚及び活動対象者

道路・機械部職員 5名(男性、20代～60代、経験10～30年)

【資格条件等】

【地域概況】

【特記事項】

コスラエ語の研修を現地で行なう予定である。
住居はホームステイとなる場合がある。