要請番号(JL11524A12)
募集終了
・2024/3 ・2025/2 |
【配属機関概要】
1)受入省庁名(日本語)
コスラエ州政府
2)配属機関名(日本語)
コスラエ州教育局
3)任地( コスラエ州トフォル ) JICA事務所の所在地( ポンペイ州コロニア )
任地からJICA事務所までの交通手段、所要時間( 飛行機+車 で 約 1.5 時間 )
4)配属機関の規模・事業内容
配属先は、コスラエ州内にある6つの公立就学前教育センター、6校の公立小学校(日本の小学1年生~中学2年生)と1校の私立小学校、1校の公立高校(日本の中学3年生~高校3年生)を総括する機関である。ミクロネシアでは、学年は8月にスタートし、5月に終了する。新学年の始まる前の夏休みの間に教育局主催のトレーニングがあり、そこで教員たちへの指導法についての講習会などが行なわれている。また、教育局から四半期ごとに2回程度各学校を訪問し、指導法についてのアドバイスなどを実施している。年間予算は、約5.5億円。
【要請概要】
1)要請理由・背景
ミクロネシア連邦では全国統一試験(4, 6, 8, 10年生が対象)が実施されているが、コスラエでは特に10年生(日本の高校1年生)の算数の成績が他の学年を比較し悪い結果となっている。そのため、隊員には試験結果を分析し、弱点克服のための手立て考えることが期待されている。配属先では、現地教員の指導力向上のため、巡回指導や教員を対象とした講習会などを開催してきた。児童・生徒が楽しみながら学べる教材の開発、生徒主体の授業の実践、ヤル気を引き出す授業の組み立て方、教員の指導力向上のための研究授業や公開授業などの実践など、多くの点で改善が必t要と考えられている。教師たちの指導法の向上を包括的・戦略的に行うことが必要と考え、JICA海外協力隊が要請された。
2)予定されている活動内容(最終的な活動内容は、赴任後に配属先と協議し決定します)
同僚の教育局職員とともに、以下の活動に取り組む。
1. 数学科指導主事とともに、全国、州別統一試験の結果を分析し、児童・生徒の弱点を明確化する
2. 児童・生徒の弱点克服のためのアプローチ方法を提案し、実践する
3. 数学科指導主事ととともに、地元で手に入る教材を工夫・作製し、現地教員に活用法などを共有する
4. 数学科指導主事とともに、管轄下の学校を訪問したり、夏季研修を利用したりして、現地教員に対して教授法などの指導やアドバイスを行なう
3)隊員が使用する機材の機種名・型式、設備等
机、いす、PC、プリンター、教材作製のための道具
4)配属先同僚及び活動対象者
同僚教員: 数学科指導主事(男性、50代、経験10年以上)
活動対象者: 州内の小学校や高校の教員や児童・生徒(小学校高学年から中学生)
5)活動使用言語
英語
6)生活使用言語
その他
7)選考指定言語
英語(レベル:C)
【資格条件等】
[免許]:(中学校又は高等学校教諭(数学))
(小学校教諭)
[性別]:( ) 備考:
[学歴]:(大卒)教育学 備考:教員を指導するため
[経験]:(実務経験)10年以上 備考:指導的な立場になるため
任地での乗物利用の必要性
不要
【地域概況】
[気候]:(熱帯雨林気候) 気温:(25~33℃位)
[通信]:(インターネット可 電話可)
[電気]:(不安定)
[水道]:(安定)
【特記事項】
コスラエ語の研修を現地で行なう予定である。
住居はホームステイとなる場合がある。