要請番号(JL11524B01)
募集終了
5代目
・2025/3 ・2026/1 |
【配属機関概要】
1)受入省庁名(日本語)
ヤップ州教育局
2)配属機関名(日本語)
ファニフ小学校
3)任地( ヤップ州ファニフ ) JICA事務所の所在地( ポンペイ州コロニア )
任地からJICA事務所までの交通手段、所要時間( 飛行機+車 で 約 12.0 時間 )
4)配属機関の規模・事業内容
配属先は、州の中心部から車で10分ほどの地区にある小規模校である。2023年度は1~8年生(日本の小学1年生~中学2年生)の児童・生徒60名が在籍し、教職員は校長も含め5名が勤務していた。1学年の生徒数7名程度で、複式学級制である。学校年度(学年)は8月から5月まで、主な授業科目は算数/数学、英語、美術、理科、社会、文化・伝統、農業である。また、特別支援が必要な児童・生徒に対する支援も行なっている。ヤップ州では小学校の運営方針は各村のボードメンバー会議で決定され、村全体で初等教育を支援している。同校では、過去に5人の隊員が活動しており、前任隊員は2019年7月~2020年8月まで活動していた。
【要請概要】
1)要請理由・背景
当国では児童・生徒の算数/数学の基礎学力の低さが顕著であり、連邦統一テストや州内でのテストでも算数の得点率が著しく低い。この現状を改善するためには、児童・生徒の算数/数学の学力を向上させるたけでなく、教員の指導能力の改善も課題となっている。JICAは、これまで各州の複数の学校に対して小学校教育隊員を派遣し、配属校での児童・生徒を対象とした授業活動に加えて、任地の実状に合わせた研修会等の実施を支援し、児童・生徒の算数/数学における基礎知識の向上と算数技能の定着、および教員の指導能力向上を図った。一定の効果は見られていたものの、その定着には至っていなかったことから、算数/数学の教育レベルの更なる向上と定着への貢献が期待されてJICA海外協力隊が要請された。
2)予定されている活動内容(最終的な活動内容は、赴任後に配属先と協議し決定します)
配属先の同僚教員とともに、以下の活動に取り組む
1. 現地教員の授業支援や現地教員とのチームティーチング
2. 算数/数学の教え方についてのワークショップの開催
3. 効果的な教授法の共有
4. 児童・生徒の特技などを伸ばすための課外活動の実施
3)隊員が使用する機材の機種名・型式、設備等
事務机、いす、プリンター(共用)、ゼロックス(リソ機、共用)、教室備品、算数教育教材(数に限りあり)、インターネット
4)配属先同僚及び活動対象者
配属先同僚: 校長(30代女性)、科目担当教員(20代男性、60代女性)、文化科目担当教員(30代女性、50代男性)
活動対象者: 配属先の児童・生徒、同僚教員、校長、州教育局職員
5)活動使用言語
英語
6)生活使用言語
その他
7)選考指定言語
英語(レベル:C)
【資格条件等】
[免許]:(小学校教諭)
[性別]:( ) 備考:
[学歴]:(大卒)教育学 備考:児童・生徒の指導を行なうため
[経験]:(指導経験)5年以上 備考:児童・生徒の指導を行なうため
任地での乗物利用の必要性
不要
【地域概況】
[気候]:(熱帯雨林気候) 気温:(25~33℃位)
[通信]:(インターネット可 電話可)
[電気]:(安定)
[水道]:(安定)
【特記事項】
現地語(ヤップ語)の研修を現地で行なう予定である。
住居はホームステイとなる可能性がある。