要請番号(JL12418A08)
募集終了
2代目
・2018/3 ・2018/4 ・2019/1 |
【配属機関概要】
1)受入省庁名(日本語)
マヌス州政府
2)配属機関名(日本語)
マヌス州立病院
3)任地( マヌス州ロレンガウ ) JICA事務所の所在地( ポートモレスビー )
任地からJICA事務所までの交通手段、所要時間( 飛行機 で 約 2.0 時間 )
4)配属機関の規模・事業内容
配属先は、外科、内科、婦人科、小児科、歯科、理学療法科、性感染症科、臨床検査室、レントゲン室、薬剤局を有し、入院施設(約60床)も備えたマヌス州最大の総合病院である。同州保健局の管轄下にあり、州都であるロレンガウに設立されて以来、州内住民に対する医療サービスの拠点として機能している。年間予算は約4億円、総職員数約150名の規模。これまでに臨床検査技師、理学療法士、薬剤師の青年海外協力隊員(以下JV)を受入れた経験があり、前任者の理学療法士JVは2017年1月まで活動していた。
【要請概要】
1)要請理由・背景
パプアニューギニアは、理学療法士の資格が認可されてまだ10年足らずと歴史が浅く、支援の余地が大きい分野である。
そのため、同国の理学療法士の技術・知識は低く、JVにはワークショップを定期開催し、同国理学療法士や医療従事者のリハビリテーション知識・技術の向上支援が求められている。
前任JVは、同僚理学療法士不在の中で、同僚の健康普及員(以下HEO)や病棟看護師と連携し、院内の理学療法サービス実施環境の基盤づくりを行った。また、病院の要請に基づいて近隣の学校へ訪問し、児童に対して巡回型出前講座の活動にも取り組むなど、地域住民の理学療法に対する認知度を高める成果を上げた。これらの活動は配属先から高く評価されており、配属先も現地理学療法士の正規雇用への取り組みが始まった。これらの事から、JVによる協力を再開することにより協力効果が期待できることから、後任要請に至った。
2)予定されている活動内容(最終的な活動内容は、赴任後に配属先と協議し決定します)
1.入院患者・外来患者に対する理学療法の実施を通じて、同僚の技術・知識レベルの向上を図る。
2.院内外でワークショップを行うことにより、理学療法士、医療従事者の知識・技術の向上を図る。
3.近隣学校・ヘルスセンターを巡回して、運動療法、生活習慣病予防のPR活動を行う。
3)隊員が使用する機材の機種名・型式、設備等
治療用ベッド、車椅子、松葉杖、執務用机、ロフストランド杖、4点杖、歩行器等
4)配属先同僚及び活動対象者
理学療法士:1名(予定)
HEO:女性 30代 1名
看護師: 女性 40代 1名
5)活動使用言語
英語
6)生活使用言語
その他
7)選考指定言語
【資格条件等】
[免許]:(理学療法士)
[性別]:(男性) 備考:安全対策上の理由
[学歴]:( ) 備考:
[経験]:(実務経験)3年以上 備考:経験に基づく指導が必要
任地での乗物利用の必要性
単車(小型自動二輪免許が必要)
【地域概況】
[気候]:(熱帯雨林気候) 気温:(25~35℃位)
[通信]:(インターネット可 電話可)
[電気]:(安定)
[水道]:(安定)
【特記事項】
住居は他のJVと同居となる可能性がある。