2019年度 秋 要望調査票
青年海外協力隊 / 海外協力隊 / 日系社会青年海外協力隊 / 日系社会海外協力隊

要請番号(JL12419B10)
募集終了

国名
パプアニューギニア
職種コード 職種
H133 感染症・エイズ対策
年齢制限
20~45歳のみ
活動形態
個別
区分
交替
3代目
派遣期間
2年
派遣隊次
・2020/1 ・2020/2 ・2020/3

【配属機関概要】

1)受入省庁名(日本語)

東ニューブリテン州政府

2)配属機関名(日本語)

東ニューブリテン州保健局

3)任地( 東ニューブリテン州ココポ ) JICA事務所の所在地( ポートモレスビー )

任地からJICA事務所までの交通手段、所要時間( 飛行機 で 約 1.5 時間 )

4)配属機関の規模・事業内容

日本軍の基地があったラバウルにほど近い東ニューブリテン州の州都ココポに位置し、同州の4つの地区の医療・保健行政を管轄する局。配属先部署の業務は、マラリアやHIV/エイズをはじめとする感染症等の情報収集、薬剤の配布、患者へのカウンセリング、住民への啓発活動など多岐にわたる。年間予算約1億3千万円。配属先部署の職員数は11名。2代目の感染症・エイズ対策のJVが現地のミュージシャンと協同して、マラリア防止のためのミュージック・ビデオを作成し啓発活動を展開したことから、配属先から高い評価を得ている。

【要請概要】

1)要請理由・背景

同国は、マラリア、HIV/エイズ、結核、フィラリア等感染症の蔓延が深刻な地域である。大人であっても感染症などに対する正しい知識を持っているとは言えないため、感染症の拡大防止のためにも、感染症の啓発活動の実施が非常に重要となっている。また、糖尿病の患者数が多く、治療へのアクセスも困難であることから罹患すると致命的となることも少なくない。しかしながら、同国の保健局では人員不足が深刻であり、定期的に啓発活動を行うことは難しい。そこで、隊員には保健局職員と協力しながら、学校や地方の診療所などで隊員独自のアイディアを活かした巡回型の啓発活動を行うことが期待され、引続き要請に至った。また、2018年10月からJICA技術協力プロジェクト「太平洋広域フィラリア対策プロジェクト」が開始され、同プロジェクトとの連携した啓発活動も期待されている。

2)予定されている活動内容(最終的な活動内容は、赴任後に配属先と協議し決定します)

配属先と相談の上、以下の活動を行う。
1. 職員と協力してマラリア、HIV/エイズ、結核、フィラリア症など感染症防止に対する巡回型の啓発活動を学生および地域住民へ行う。
2. 生活習慣病予防のための啓発活動やリーフレット、資料の作成。
3. 活動でのデータやアンケートを収集して、配属先に提出する。
4. 患者への薬品供給などの支援を行う。
5. 技術協力プロジェクトと連携し、医療機関の能力向上支援

3)隊員が使用する機材の機種名・型式、設備等

執務室、机・椅子

4)配属先同僚及び活動対象者

配属先同僚:感染症対策マネージャー 40代男性
所属長:40代男性
職員:11名(20~50代男性8名、女性3名 いずれも大卒)

活動対象者:地域の児童から成人まで

5)活動使用言語

英語

6)生活使用言語

その他

7)選考指定言語

英語(レベル:C)

【資格条件等】

[免許]:(    )

[性別]:(男性) 備考:安全対策上の理由

[学歴]:(大卒) 備考:同僚の教育水準と同等のため

[経験]:(実務経験)2年以上 備考:同僚への助言が必要

任地での乗物利用の必要性

不要

【地域概況】

[気候]:(熱帯雨林気候) 気温:(25~35℃位)

[通信]:(インターネット可  電話可)

[電気]:(安定)

[水道]:(安定)

【特記事項】

住居は他のJVと同居となる可能性がある。
生活使用言語は、ピジン語である。