要請番号(JL12419B17)
募集終了
5代目
・2020/1 ・2020/2 ・2020/3 |
【配属機関概要】
1)受入省庁名(日本語)
ミルンベイ州政府
2)配属機関名(日本語)
ミルンベイ州農業畜産局
3)任地( ミルンベイ州アロタウ ) JICA事務所の所在地( ポートモレスビー )
任地からJICA事務所までの交通手段、所要時間( 飛行機 で 約 1.0 時間 )
4)配属機関の規模・事業内容
配属先はパプアニューギニア本島東端のミルンベイ州内の農民への農業技術サービスの提供を通して、その生計の向上と農業振興を図る機関。職員数計23名(局内 7名、農業リソースセンター16名)。年間予算4千万円程度。食料自給、換金作物、コーヒー/ココナッツ、畜産等の部門を持つ。同州は2015年8月に終了したJICA技術協力プロジェクト「小規模稲作振興プロジェクトフェーズ2」の対象州であり、陸稲栽培普及を実施してきた経緯がある。アロタウ市郊外には精米所を兼ねた農業リソースセンターがある。これまで4代にわたるコミュニティ開発のJVに加えて、2018年4月から農業機械SVが活動中。
【要請概要】
1)要請理由・背景
当国では食糧安全保障の観点から米の自給率向上が重要課題であり、JICA「小規模稲作普及プロジェクト」による支援も得て全国各地で陸稲栽培が普及されてきた。配属先では、当該プロジェクト及びJVの協力によりモデル農家を育成し普及を図った結果、現在州内1500戸程度の農家が陸稲栽培を実施している。今後、更なる稲作の普及と生産性の向上をめざし、これまで実施してきた普及活動に加え、現地に適した品種の育種、水稲栽培の導入等新たな試みを始めており、その支援のためJVが要請された。なお、配属先長はJICA本邦研修受講者であり、稲の育種も含めて稲作に係る総合的技術・知識を持っているため、その支援という位置づけでの活動となる他、現在活動中の農業機械SVとも協力した活動となる予定。
2)予定されている活動内容(最終的な活動内容は、赴任後に配属先と協議し決定します)
1. 現地に適した稲の育種事業を支援する。
2. モデル農家等を対象に実施される稲作技術研修の実施を支援する。
3. 学校、職業訓練所などで、生徒を対象に稲作に係る授業を行い、稲作拡大の基盤作りを支援する。
3)隊員が使用する機材の機種名・型式、設備等
エンジン付き小型精米機(主に中国製)、スコップなどの農機具、執務室
農業リソースセンターには圃場、研修施設、精米機等がある。
4)配属先同僚及び活動対象者
局長兼食料自給課長: 40代 男性
その他職員: 3名 30-40代 男性
事務職員: 2名 30-40代 女性
稲作普及専任はJICAボランティアのみであるが、他部門の職員やモデル農家と協力しつつ活動を進める。
5)活動使用言語
英語
6)生活使用言語
英語
7)選考指定言語
英語(レベル:D)
【資格条件等】
[免許]:( )
[性別]:(男性) 備考:安全対策上の理由
[学歴]:( ) 備考:
[経験]:( ) 備考:
[参考情報]:
・稲の育種に関する知識と経験
任地での乗物利用の必要性
単車(小型自動二輪免許が必要)
【地域概況】
[気候]:(熱帯雨林気候) 気温:(25~35 ℃位)
[通信]:(インターネット可 電話可)
[電気]:(安定)
[水道]:(安定)
【特記事項】
同任地では住居に限りがあるため、他JVと同居の可能性がある。