要請番号(JL12423A28)
募集終了
1代目
・2023/4 ・2024/1 ・2024/2 ・2024/3 |
【配属機関概要】
1)受入省庁名(日本語)
オロ州政府
2)配属機関名(日本語)
べセル小学校
3)任地( オロ州ポポンデッタ郡ポポンデッタ市 ) JICA事務所の所在地( ポートモレスビー市 )
任地からJICA事務所までの交通手段、所要時間( 飛行機 で 約 1.0 時間 )
4)配属機関の規模・事業内容
ポポンデッタ市は首都(ポートモレスビー)から北東(140Km)に位置し、人口は5万人。市の周囲にはアブラヤシ農園が広がり、住民の多くがパームオイル生産に携わっている。配属先の小学校は市内に位置し、日本の小学校1年生~6年生に相当する生徒(グレード1~6)が通っている。全校生徒は約400名、教員数は8名の中規模な公立小学校。年間予算は約160万円。2019年にJICA海外協力隊(職種:青少年活動)が派遣されたが、新型コロナ感染拡大により派遣を中断している。今般の募集と同時に小学校教育隊員の要請も上げられている。
【要請概要】
1)要請理由・背景
オロ州は直近の全国学力調査の結果、英語力・計算力ともに全国平均を大きく下回っており、それらの基礎学力の向上は重要課題となっている。背景には就学率の改善による生徒数の増加に教員数が足りていないこと、教師の指導技術の不足、学習量が少ないなどの課題がある。英語は公用語であるものの日常的にはトク・ピジン語や部族語を使用し、小学校入学時に簡単な英会話や読み書きが出来ない生徒が多いことが問題となっている。配属先は低学年で基礎学力を習得することが大切と考えており、英会話や読み書き指導を中心とした、教育の質・学習量の改善を行い、生徒の学力向上に貢献することが期待されている。
2)予定されている活動内容(最終的な活動内容は、赴任後に配属先と協議し決定します)
青少年の健全育成に寄与するために、生徒が分かりやすい英語の授業を実施し、読解力や文章力の向上を目指す。
1.英語教師として小学校2~3年生相当(グレード2~3)クラスの生徒に基礎的な英会話や読み書きの授業を行う。(週15コマ程度、1コマ40分)
2.同僚教員に現地で入手可能な材料を使った教材作成や使用方法などの授業アイディアを提案する。
3.可能であれば英語以外に算数(導入レベル)、音楽、体育、美術の授業も期待されている。(すべてをカバーする必要はなく、隊員の得意科目に応じて配属先に貢献できれば良い)
4.日本の学校生活や文化などの紹介を行い、生徒や同僚教員に対して異文化理解・交流の機会を提供する。
3)隊員が使用する機材の機種名・型式、設備等
チョークや黒板等の授業用備品。指導教材等は十分にない。(コピー機などはあるが、停電や故障により使えないことが多い)
4)配属先同僚及び活動対象者
【配属先同僚】
校長30代女性大卒、同僚教員8名20代~40代
(学級担任制)
【活動対対象者】
グレード2~3の生徒130名
(1クラス約40~90名、各学年1クラス)
5)活動使用言語
英語
6)生活使用言語
その他
7)選考指定言語
英語(レベル:B)
【資格条件等】
[免許]:(中学校又は高等学校教諭(英語))
[性別]:(男性) 備考:安全管理上の理由
[学歴]:(短大卒) 備考:当国の小学校教員の採用条件
[経験]:(指導経験)2年以上 備考:実際に授業を担当するため
[汎用経験]:
・青少年を対象とした活動経験(2年以上)
[参考情報]:
・指導経験の対象は幼児・低学年生を想定。
任地での乗物利用の必要性
不要
【地域概況】
[気候]:(熱帯雨林気候) 気温:(25~35℃位)
[通信]:(インターネット可 電話可)
[電気]:(安定)
[水道]:(安定)
【特記事項】
任地は不定期な停電・断水があり。住居は配属先の職員住居を予定、同任地に他隊員が派遣された場合はシェアハウスとなる可能性あり。現地研修でピジン語を学ぶ。PNGにおけるJICAの協力の一部をさかなクンが紹介