要請番号(JL12423A38)
募集終了
・2023/4 ・2024/1 ・2024/2 ・2024/3 |
【配属機関概要】
1)受入省庁名(日本語)
セントラル州政府
2)配属機関名(日本語)
クイキラ高等学校
3)任地( セントラル州リゴ郡クイキラ ) JICA事務所の所在地( ポートモレスビー )
任地からJICA事務所までの交通手段、所要時間( 車 で 約 1.5 時間 )
4)配属機関の規模・事業内容
任地は首都(モートモレスビー)から南東(60Km)に位置し、リゴ郡の州都。配属先は街の中心部にあり、日本の中学3年生 高校3年生に相当する生徒(グレード9 12)が通っている。全校生徒は約700名、教員数は35名、地域内では大規模な公立高校。年間予算は約7,000万円。今後、同校にPCインストラクター、リゴ郡州事務所にコミュニティー開発隊員が派遣されるため、現地の人々のために他隊員との連携した活動も期待されている。
【要請概要】
1)要請理由・背景
セントラル州は慢性的な予算不足とガバナンスの脆弱さから、教育について十分な施策が実施されておらず、他州と同様に各学校の予算・教員数不足が常態化しており、理科3科目(化学・生物・物理)を十分な知識と経験を持って教えることができる人材が不足している。また、当国の理科教育は理論授業を中心としたカリキュラムで構成され、現場では教材やリソースが限られているため、板書・暗記中心の授業が主流となり日本の教育機関で実施されているような実験授業を生徒が経験する機会は限られている。以上を踏まえ、日本の理科教育のアイディアを取り入れた質の高い教育環境を生徒に提供することを目的として隊員の要請に至った。
2)予定されている活動内容(最終的な活動内容は、赴任後に配属先と協議し決定します)
1.日本の中学3年生 高校3年生に相当する生徒(グレード9 12)に対して理科(化学・物理・生物)の授業を実施する。
2.同僚教員を対象に、授業研究等を通じて生徒の能力に応じた授業運営や指導方法の向上を支援する。
3.配属先と協働して、教材・補助テキストなどを作成する。
4.科学教室(Science Lab)の管理を支援し、授業で科学的な思考が育てられる環境整備を実施する。
5.自然菜園の立ち上げ・運営補助を行い、生徒が作物を育て実践的に学ぶ場や教育プログラムの作成・実施を支援する。
6.日本の学校生活や文化などの紹介を行い、生徒や同僚教員に対して異文化理解・交流などの機会を提供する。
3)隊員が使用する機材の機種名・型式、設備等
共同執務室、机、椅子、プリンターなど
4)配属先同僚及び活動対象者
【配属先同僚】
校長40代男性、同僚教員33名(うち理科教員2名を含む)
【活動対象者】
グレード9~12の生徒700名
5)活動使用言語
英語
6)生活使用言語
その他
7)選考指定言語
英語(レベル:C)
【資格条件等】
[免許]:(中学校又は高等学校教諭(理科))
[性別]:(男性) 備考:安全対策上の理由
[学歴]:( ) 備考:
[経験]:( ) 備考:
[汎用経験]:
・理科実験の経験や薬品・器具の知識
[参考情報]:
・学校菜園の指導経験があれば尚良し。
任地での乗物利用の必要性
不要
【地域概況】
[気候]:(熱帯雨林気候) 気温:(25~35℃位)
[通信]:(インターネット可 電話可)
[電気]:(安定)
[水道]:(安定)
【特記事項】
任地は不定期な停電・断水があり。住居は配属先の職員住居を予定、同任地に他隊員が派遣された場合はシェアハウスとなる可能性あり。現地研修でピジン語を学ぶ。PNGにおけるJICAの協力の一部をさかなクンが紹介