2023年度 秋 要望調査票
青年海外協力隊 / 海外協力隊 / 日系社会青年海外協力隊 / 日系社会海外協力隊

要請番号(JL12423B02)
募集終了

国名
パプアニューギニア
職種コード 職種
H105 看護師
年齢制限
活動形態
個別
区分
新規
派遣期間
2年
派遣隊次
・2024/2 ・2024/3 ・2025/1
病院外観

【配属機関概要】

1)受入省庁名(日本語)

東ニューブリテン州政府

2)配属機関名(日本語)

セントメリー病院ブナポペ

3)任地( 東ニューブリテン州ココポ郡ココポ市 ) JICA事務所の所在地( ポートモレスビー )

任地からJICA事務所までの交通手段、所要時間( 飛行機 で 約 2.0 時間 )

4)配属機関の規模・事業内容

配属先は東ニューブリテン州の州都ココポにある唯一の公立病院であり、1930年にドイツ系カトリック団体が母体となり設立された。同州内に存在する10のカトリック系病院では最大規模の病院であり、内科、外科、小児科、産婦人科、理学療法科を有し、地域住民に対する医療サービスの中核を担っている他、併設されている看護学校の学生の実習施設としての役割も担っている。病床数は150床で5名の医師、1名の補助医師、103名の看護師が配置されている。年間予算はおよそ1億円。2009年から2020年までの間、5代に亘りJICA海外協力隊(職種:理学療法士)が活動していた。

【要請概要】

1)要請理由・背景

同国の看護師の業務は、バイタルサインの測定や注射、点滴、採血をはじめとする医師の補助業務が多く多岐にわたることから、本来看護師の業務である入院患者の体位交換や身の回りの世話は、患者の家族や親戚が行う事が多く、専門的な医療知識がない状態でケアを行っている。一方で病気に罹っても病院まで通う事のできない村落部の住民も多く、家族やコミュニティヘルスワーカーによるケア自体は、プライマリーヘルスケアの観点からも重要視されている。そのため、同僚看護師やコミュニティヘルスワーカーに対し日本での看護ケアを紹介し、地域住民に対する医療サービスの向上を目的としてJICA海外協力隊が要請された。

2)予定されている活動内容(最終的な活動内容は、赴任後に配属先と協議し決定します)

配属先の同僚らと共に以下の活動を行う。
1.外来患者や入院患者に対する日常の看護業務の補助を行うと共に、同僚看護師やコミュニティヘルスワーカーに対し効率的な看護ケアの方法を紹介する
2.コミュニティヘルスワーカーや入院患者の家族・親族に対し、適切な看護ケアの方法を紹介する他、現状の課題に対するアドバイスを実施する
3.隣接する看護学校から実習に来る学生に対し、日本の看護ケアについて紹介する

3)隊員が使用する機材の機種名・型式、設備等

デスク、椅子

4)配属先同僚及び活動対象者

【配属先同僚】
院長50代男性、看護師20代~40代(主に女性)
【活動対象者】
外来/入院患者および配属先職員

5)活動使用言語

英語

6)生活使用言語

その他

7)選考指定言語

英語(レベル:C)

【資格条件等】

[免許]:(看護師)

[性別]:(男性) 備考:安全管理上の理由

[学歴]:(    ) 備考:

[経験]:(実務経験)3年以上 備考:経験に基づく指導が必要

任地での乗物利用の必要性

不要

【地域概況】

[気候]:(熱帯雨林気候) 気温:(25~35℃位)

[通信]:(インターネット可  電話可)

[電気]:(安定)

[水道]:(安定)

【特記事項】

赴任後、現地語研修(ピジン語)を行う。住居は任地内の借り上げ住宅を想定。任地は不定期な停電・断水がある。個室を確保した上で他の隊員と同一建物内で同居となる可能性あり。PNGにおけるJICAの協力の一部をさかなクンが紹介