要請番号(JL12423B08)
募集終了
・2024/2 ・2024/3 ・2025/1 |
【配属機関概要】
1)受入省庁名(日本語)
パプアニューギニア・スポーツ基金
2)配属機関名(日本語)
国立スポーツ協会
3)任地( 東ハイランド州ゴロカ郡ゴロカ市 ) JICA事務所の所在地( ポートモレスビー )
任地からJICA事務所までの交通手段、所要時間( 飛行機 で 約 1.0 時間 )
4)配属機関の規模・事業内容
国立スポーツ協会は2006年にパプアニューギニアで制定されたPNGスポーツ基金法を根拠に政府によって設立されたパプアニューギニア・スポーツ基金が運営する協会である。国内の各種スポーツにおける競技人口の増加や、技術向上の為の様々な施策を行っており、配属先の国立スポーツ協会では、将来国を背負うアスリートや、高等学校や教員養成校等で活躍する体育専任教員を育成している。協会の年間予算は約400万円。1980年代にJICA海外協力隊の体育隊員が5代に亘り派遣されていたが、1990年以降派遣が途絶えている。
【要請概要】
1)要請理由・背景
同配属先は2023年より同地区に所在する国立大学のゴロカ大学と提携を結び、体育専任教師養成の為の学士コース(4年制)を新設した。コースには人体基礎運動、体育教育、運動実技、健康と福祉、の4つの科目が包含されており、初年の受講者数は20名。2024年度以降は学生数は加速度的に増加する見込みであり、現在各講義を担当することができる教員の確保に奔走している。また、協会が保有するジムには畳マットで作られた柔道場も備えられており、課外活動として柔道を指導できる人材も求められている。現在、同協会の連携先であるゴロカ大学からも日本語教育の隊員の要請が上がっており、日本文化紹介イベントの開催等、緩やかな連携も期待されている。
2)予定されている活動内容(最終的な活動内容は、赴任後に配属先と協議し決定します)
1. 配属先の連携先のゴロカ大学で体育専任教師養成コースを受講している学生に対し、実技およびセオリーの体育授業を担当する。
(週6コマ程度、希望や適性により応相談)
2. 学期ごとのカリキュラムや教材、レッスンプランを見直し、配属先に対し改善の為のアドバイスを行う。
3. 学生の成績管理のためのレポート作成補助を行う。
4. 可能であれば課外活動として柔道の指導を行い、柔道クラブを立ち上げる。
5. 学生や教員に対し、日本文化を紹介する為のイベントを他の隊員と協力しながら実施する。
3)隊員が使用する機材の機種名・型式、設備等
教室、執務室、ジム、ジム機材、多目的運動場、体育館
4)配属先同僚及び活動対象者
【配属先同僚】
会長:女性40代、院卒
カウンターパート:男性40代、大卒
その他同僚:6人、30代~50代
5)活動使用言語
英語
6)生活使用言語
その他
7)選考指定言語
英語(レベル:B)
【資格条件等】
[免許]:(小学校教諭)
[性別]:(男性) 備考:安全管理上の理由
[学歴]:(大卒)体育 備考:専門知識を必須とする為
[経験]:(教員経験)3年以上 備考:教員養成を行う為
(競技経験)2年以上 備考:競技指導を行う為
[参考情報]:
・柔道経験があれば尚可
任地での乗物利用の必要性
不要
【地域概況】
[気候]:(熱帯雨林気候) 気温:(20~35℃位)
[通信]:(インターネット可 電話可)
[電気]:(安定)
[水道]:(安定)
【特記事項】
赴任後、現地語研修(ピジン語)を行う。住居は任地内の借り上げ住宅を想定。任地は不定期な停電・断水がある。PNGにおけるJICAの協力の一部をさかなクンが紹介