要請番号(JL12423B10)
募集終了
・2024/2 ・2024/3 ・2025/1 |
【配属機関概要】
1)受入省庁名(日本語)
東ニューブリテン州政府
2)配属機関名(日本語)
ラバウル郡開発事務所
3)任地( 東ニューブリテン州ラバウル郡ラバウル ) JICA事務所の所在地( ポートモレスビー )
任地からJICA事務所までの交通手段、所要時間( 飛行機+車 で 約 3.0 時間 )
4)配属機関の規模・事業内容
同配属先が所在する東ニューブリテン州ラバウル郡は、第二次世界大戦時の激戦地のひとつであり、旧日本軍が実際に使用していた防空壕や戦闘機の残骸を域内の至る所で見ることができる。同配属先はそのラバウル郡の地域開発計画や行政予算の管理を担当する州政府の外郭機関であり、域内の住民に裨益する様々な行政サービスを行っている。2023年度の年間予算は約8億4千万円。これまでに同配属先にJICA海外協力隊が派遣された実績はない。
【要請概要】
1)要請理由・背景
同配属先は、郡内の小規模農家や漁業に従事する住民に対し、収入向上や営農技術の向上に資する様々なプログラムを実施している。そのプログラムを効果的に実施することを目的としてラバウル郡農業開発計画の策定を進めているが、配属先のスタッフは豊富な営農経験をもとに小規模農家の目線に立った計画・立案を行うも、農学系大学等で学ぶことができる専門的な知識を持った職員の数は多くないため、効果的なプログラムの実施に至っていない。同配属先の開発計画の策定補助や、零細農家の営農活動に対するアドバイスなどに、専門的な知識を持った日本人の視点を取り入れつつ効果的な事業実施を行う事を目的とし、今般JICA海外協力隊の要請に至った。
2)予定されている活動内容(最終的な活動内容は、赴任後に配属先と協議し決定します)
配属先のスタッフと協力しながら下記の活動を行う。
1. 配属先が作成する郡内の農業開発計画に対し、効果的な事業を実施するための助言を行う。
2. 近隣コミュニティを巡回し、小規模農家に対する効果的な野菜栽培のためのワークショップを実施する。
3. 配属先が実施するココア・ココナッツ養苗場の整備計画に対し、適切に計画が実行されるための助言を行う。
4. 郡内の農家グループのリーダーに対する農業研修プログラムを立案・実施する。
5. 可能であれば畜産・漁業プログラムに対する助言等も行う。
3)隊員が使用する機材の機種名・型式、設備等
事務所執務室、公用車(隊員は運転を行いません)
4)配属先同僚及び活動対象者
【配属先同僚】
開発事務所長:男性、40代
開発事務所エンジニア:女性、30代
設計士:男性、20代
【活動対象者】
ラバウル郡内の市民約5000名
5)活動使用言語
英語
6)生活使用言語
その他
7)選考指定言語
英語(レベル:C)
【資格条件等】
[免許]:( )
[性別]:(男性) 備考:安全管理上の理由
[学歴]:(大卒)農学系 備考:知識に基づいた指導を行う為
[経験]:( ) 備考:
[汎用経験]:
・播種から収穫までの栽培経験を2作物以上
・施設栽培に関する知識や経験
任地での乗物利用の必要性
不要
【地域概況】
[気候]:(熱帯雨林気候) 気温:(25~35℃位)
[通信]:(インターネット可 電話可)
[電気]:(安定)
[水道]:(安定)
【特記事項】
赴任後、現地語研修(ピジン語)を行う。住居は任地内の借り上げ住宅を想定。任地は不定期な停電・断水がある。PNGにおけるJICAの協力の一部をさかなクンが紹介