要請番号(JL12423B12)
募集終了
・2024/2 ・2024/3 ・2025/1 |
【配属機関概要】
1)受入省庁名(日本語)
東ハイランド州政府
2)配属機関名(日本語)
ゴロカ市役所
3)任地( 東ハイランド州ゴロカ郡ゴロカ市 ) JICA事務所の所在地( ポートモレスビー )
任地からJICA事務所までの交通手段、所要時間( 飛行機 で 約 1.0 時間 )
4)配属機関の規模・事業内容
ゴロカ市役所は、約22,000人の人口を擁する東ハイランド州の州都ゴロカ市において、各種行政サービスを提供する地方自治体である。同地区に存在し、民生サービスを専門に担当する2つの分所と協力し、上下水道等のインフラ整備・マネジメント事業や、市内の美化計画等を担当している。市役所全体の年間予算は約1億6,000万円で、168名の職員が従事している。2004年から2006年にかけてJICA海外協力隊(当時の呼称:シニアボランティア)の上下水道隊員が活動していたが、その後、日本を含む海外からのボランティアの受け入れ実績は無い。
【要請概要】
1)要請理由・背景
ゴロカ市役所の上下水道部門では市内各戸に対する水道管配管計画や破損した配管の修理、上下水道料金の徴収業務等を行っている。現在、同事務所に所属する上下水道エンジニアは1名のみであり、同地区の急速な人口増加や新たなインフラ整備のスピードに上下水道の整備が追いついていない。同エンジニアと協働し、効率的な上下水道の整備を推進するとともに、日々の上下水道に関するトラブルを効果的に解決する為の専門的な知識および技術の共有を目的として、今般JICA海外協力隊の要請に至った。また、現在は簡易的な表計算ソフトを利用した請求書の作成および戸別の料金徴収を行っているが、その方法をDX化し業務効率化に資するアイディアの共有も求められている。
2)予定されている活動内容(最終的な活動内容は、赴任後に配属先と協議し決定します)
配属先の同僚らと共に以下の活動を行う。
1. 市民に対し安全な上水道サービスを提供する為、配属先が実施する上下水道整備計画に対して助言を行う。
2. 配属先に所属する上下水道エンジニアに対し、配管図の作成技術向上等を目的とした技術的な指導を行う。
3. 水道料金の計算と徴収に係るシステムを見直し、運営の最適化を図る。
4. 可能であれば市役所のICT環境を整備し、水道料金徴収業務等、日々の業務のDX化を促進する。
※上記4はメインの活動とは別に隊員の適性により可能であれば実施する活動であり、全てをカバーする必要はない。
3)隊員が使用する機材の機種名・型式、設備等
事務所執務スペース、デスク、公用車(隊員は運転を行いません)
4)配属先同僚及び活動対象者
【配属先同僚】
タウンマネジャー:男性、62歳、大卒
上下水道担当職員:男性、63歳、短大卒
その他職員:男女4名、30代~50代
【活動対象者】
ゴロカ市民約22,000人
5)活動使用言語
英語
6)生活使用言語
その他
7)選考指定言語
英語(レベル:C)
【資格条件等】
[免許]:( )
[性別]:(男性) 備考:安全管理上の理由
[学歴]:( ) 備考:
[経験]:(実務経験)3年以上 備考:技術者への指導を含むため
[参考情報]:
・上下水道配管図の設計経験があると尚可
・表計算ソフトやITの知識があると尚可
任地での乗物利用の必要性
不要
【地域概況】
[気候]:(熱帯雨林気候) 気温:(20~35℃位)
[通信]:(インターネット可 電話可)
[電気]:(安定)
[水道]:(安定)
【特記事項】
赴任後、現地語研修(ピジン語)を行う。住居は任地内の借り上げ住宅を想定。任地は不定期な停電・断水がある。PNGにおけるJICAの協力の一部をさかなクンが紹介