要請番号(JL12423B16)
募集終了
・2024/2 ・2024/3 ・2025/1 |
【配属機関概要】
1)受入省庁名(日本語)
東ハイランド州政府
2)配属機関名(日本語)
ゴロカ高等学校
3)任地( 東ハイランド州ゴロカ郡ゴロカ市 ) JICA事務所の所在地( ポートモレスビー )
任地からJICA事務所までの交通手段、所要時間( 飛行機 で 約 1.0 時間 )
4)配属機関の規模・事業内容
ゴロカ高等学校は1960年に設立し、グレード9~12(日本の中学3年生~高校3年生に相当)の生徒に高等教育の機会を提供する公立高等学校である。現在は約3,000人の生徒および83人の教員を擁するPNG国内最大規模の高校となっており、通常の教科(理科、数学、英語、社会、体育など)の他に、卒業後にすぐに職に就ける人材育成を目的として農業や木工、デザイン、家政などの職業訓練の科目も取り入れている。学校全体の年間予算は約1億2千万円。これまでに2001年、2007年、2010年の3度に亘りJICA海外協力隊(職種:コンピュータ技術)の派遣を行った実績がある他、2007年には米平和部隊(APC)のボランティア教師も受け入れている。
【要請概要】
1)要請理由・背景
同校は国内最大規模の高等学校であるが、ICTクラスは他教科と兼務する教員が2名のみ担当しており、コンピュータの基礎科目(教科名:Computer Studies)および応用科目(教科名:ICT)において、全校生徒に十分な授業数を展開するだけの人員が整っていない。また、同校のコンピュータラボには54台のデスクトップパソコンが備えられているが、故障時に迅速に修理対応ができる技術を持った教員も少ないことから、JICA海外協力隊には、コンピュータの授業を担当すると共にラボ機材のメンテナンスを実施し、その技術を同僚教員に共有することが求められている。
2)予定されている活動内容(最終的な活動内容は、赴任後に配属先と協議し決定します)
1. グレード9~12(日本の中学3年生~高校3年生に相当)の生徒に対し、コンピュータの基礎および応用科目の授業を週8~16コマ程度(1コマ40分)担当する。
※主な授業内容は、パソコンの使い方、ハードウェア/ソフトウェアの知識、インターネット、トラブルシューティング、ウェブサイト作成など
2. 同僚教員に対し、効果的なICTクラスの授業を実施できるよう、教材や指導方法を紹介する。
3. コンピュータラボの機材メンテナンスおよびそのメンテナンス方法を同僚教員に共有する。
4. 生徒および保護者、教員に対し、日本文化を紹介する為のイベントを他の隊員と協力しながら実施する。
3)隊員が使用する機材の機種名・型式、設備等
コンピュータラボ、デスクトップPC54台(Windows7と10が混在)、プリンター
4)配属先同僚及び活動対象者
【配属先同僚】
校長:男性50代、大卒
カウンターパート:女性50代、大卒
ICTクラス教員:4名30代~60代
【活動対象者】
生徒約3,000人
5)活動使用言語
英語
6)生活使用言語
その他
7)選考指定言語
英語(レベル:B)
【資格条件等】
[免許]:(ITレベル1以上(ITパスポート等))
[性別]:(男性) 備考:安全管理上の理由
[学歴]:( ) 備考:
[経験]:( ) 備考:
[参考情報]:
・パソコン組み立てや修理の経験があれば尚可
・ウェブサイト構築の経験があれば尚可
任地での乗物利用の必要性
不要
【地域概況】
[気候]:(熱帯雨林気候) 気温:(20~35℃位)
[通信]:(インターネット可 電話可)
[電気]:(安定)
[水道]:(安定)
【特記事項】
赴任後、現地語研修(ピジン語)を行う。住居は任地内の借り上げ住宅を想定。任地は不定期な停電・断水がある。PNGにおけるJICAの協力の一部をさかなクンが紹介