要請番号(JL12423B32)
募集終了
1代目
・2024/2 ・2024/3 ・2025/1 |
【配属機関概要】
1)受入省庁名(日本語)
ミルンベイ州保健局
2)配属機関名(日本語)
アロタウ病院 リハビリテーション科
3)任地( ミルンベイ州アロタウ郡アロタウ市 ) JICA事務所の所在地( ポートモレスビー )
任地からJICA事務所までの交通手段、所要時間( 飛行機 で 約 1.0 時間 )
4)配属機関の規模・事業内容
配属先はパプアニューギニア本島の東端に位置するミルンベイ州の州都にある公立病院。外科、内科、婦人科、小児科、歯科、理学療法科、臨床検査室、レントゲン室、薬局などを備え、併設されている看護学校の学生の実習施設としての役割も担っている。年間予算は約30億円で、総職員数約300人。2008年から2020年までの間に14名のJICA海外協力隊(薬剤師、感染症対策、コンピュータ技術、理学療法士、栄養士、感染症・エイズ対策)の受入実績があり、2020年3月まで前任者(理学療法士)が活動を実施した。なお、同じ募集期で作業療法士の派遣も募集中。
【要請概要】
1)要請理由・背景
パプアニューギニアは理学療法の歴史が浅く有資格者が少ないが、配属先の理学療法科は有資格者2名、レジデント研修生(理学療法士資格取得のために必須となる長期現場研修受講者)を受け入れており、理学療法士の人材が揃った環境を生かし、若手人材の育成や理学療法の普及に力を入れている。しかし、当国では理学療法士の研修体制などが十分に整備されていないため、スキルや知見を新しく得ることができない状況となっている。JICA海外協力隊との活動により、若手人材が新しい知識や技術の習得を行い、治療の質を向上させたいとの希望があり、派遣要請となった。また、同僚となる理学療法科長は、ミルンベイ州の障害者協会の会長を務めており、障害者支援事業への協力や院外の障害者に対する理学療法サービスの提供も期待されている。
2)予定されている活動内容(最終的な活動内容は、赴任後に配属先と協議し決定します)
配属先の同僚とともに以下の活動を行う。
1.レジデント研修生や同僚への技術的助言を通した同僚の能力向上支援を行う。
2.外来患者、入院患者及び在宅障害者に対する理学療法を実施する。
3.障害者協会が実施する障害者支援事業への協力を行う。
3)隊員が使用する機材の機種名・型式、設備等
ベッド、平行棒、起立台、車椅子、歩行器、松葉杖、装具、バランス、トレッドミル、エルゴメーター
4)配属先同僚及び活動対象者
【配属先同僚】
理学療法科長40代男性
同僚職員4名(男性4名、30代~60代、うち理学療法士は2名)
【活動対象者】
レジデント研修生4名(男性3名、女性1名、20代)
成人患者(主な疾患:脳卒中、脊髄損傷、脳性麻痺等)
5)活動使用言語
英語
6)生活使用言語
その他
7)選考指定言語
英語(レベル:C)
【資格条件等】
[免許]:(理学療法士)
[性別]:(男性) 備考:安全管理上の理由
[学歴]:( ) 備考:
[経験]:(実務経験)3年以上 備考:同僚への指導が求められるため
任地での乗物利用の必要性
不要
【地域概況】
[気候]:(熱帯雨林気候) 気温:(25~35℃位)
[通信]:(インターネット可 電話可)
[電気]:(安定)
[水道]:(安定)
【特記事項】
任地は不定期な停電・断水があり。住居は長期滞在者用住居を予定、同任地に他隊員が派遣された場合はシェアハウスとなる可能性あり。
PNGにおけるJICAの協力の一部をさかなクンが紹介