2023年度 秋 要望調査票
青年海外協力隊 / 海外協力隊 / 日系社会青年海外協力隊 / 日系社会海外協力隊

要請番号(JL12423B46)
募集終了

国名
パプアニューギニア
職種コード 職種
G182 小学校教育
年齢制限
活動形態
個別
区分
新規
派遣期間
2年
派遣隊次
・2024/2 ・2024/3 ・2025/1

【配属機関概要】

1)受入省庁名(日本語)

オロ州政府

2)配属機関名(日本語)

リザレクション小学校

3)任地( オロ州ポポンデッタ郡ポポンデッタ市 ) JICA事務所の所在地( ポートモレスビー市 )

任地からJICA事務所までの交通手段、所要時間( 飛行機 で 約 1.0 時間 )

4)配属機関の規模・事業内容

ポポンデッタ市は首都(ポートモレスビー)から北東(140Km)に位置し、人口は5万人。市の周囲にはアブラヤシ農園が広がり、住民の多くがパームオイル生産に携わっている。配属先の小学校は市内に位置し、日本の小学校1年生~中学校2年生に相当する生徒(グレード1~8)が通っている。全校生徒は約1,100名、教員数は28名の大規模な公立小学校。年間予算は約600万円。2015年にJICA海外協力隊(職種:理科教育)が派遣されており、理科教育および算数教育への支援を行った。今般の募集と同時に青少年活動隊員の要請も上げられている。

【要請概要】

1)要請理由・背景

オロ州は直近の全国学力調査の結果、英語力・計算力ともに全国平均を大きく下回っており、それらの基礎学力の向上は重要課題となっている。背景には就学率の改善による生徒数の増加に教員数が足りていないこと、学習量が少ない、教師の指導技術の不足などの課題がある。教員は研修を受ける機会が限られているため、教師主導の授業が主流。生徒は教師からの問いかけによって考えたり、気づきを得るような機会がないまま板書を書き移し、暗記に偏った学習となっている。配属先は教育の質の向上に向けたが対応が必要だと考えており、生徒の視点に立ったわかりやすい授業の実施による理解度向上と、同僚教員の指導スキル向上に貢献することが期待されている。

2)予定されている活動内容(最終的な活動内容は、赴任後に配属先と協議し決定します)

1.算数教師として日本の小学校3~4年生に相当する生徒(グレード3~4)に授業を行う。(週15コマ程度、1コマ40分)
2.算数以外に音楽、体育、図工等の他教科の支援も期待されている。(すべてをカバーする必要はなく、隊員の得意科目に応じて配属先に貢献できれば良い)
3.同僚教員に現地で入手可能な材料を使った教材作成や使用方法などの授業アイディアを提案する。
4.日本の学校生活や文化などの紹介を行い、生徒や同僚教員に対して異文化理解・交流の機会を提供する。

3)隊員が使用する機材の機種名・型式、設備等

授業用備品、技術協力プロジェクトの支援で作成された算数教科書

4)配属先同僚及び活動対象者

【配属先同僚】
校長50代男性大卒
同僚教員28名20代~50代
【活動対対象者】
グレード3~4の生徒330名
(1クラス約55名、各学年3クラス)

5)活動使用言語

英語

6)生活使用言語

その他

7)選考指定言語

英語(レベル:C)

【資格条件等】

[免許]:(小学校教諭)

[性別]:(男性) 備考:安全管理上の理由

[学歴]:(短大卒) 備考:当国の小学校教員の採用条件

[経験]:(教員経験)2年以上 備考:実際に授業を担当するため

任地での乗物利用の必要性

不要

【地域概況】

[気候]:(熱帯雨林気候) 気温:(25~35℃位)

[通信]:(インターネット可  電話可)

[電気]:(安定)

[水道]:(安定)

【特記事項】

任地は不定期な停電・断水があり。住居は長期滞在者用住居を予定、同任地に他隊員が派遣された場合はシェアハウスとなる可能性あり。現地研修でピジン語を学ぶ。PNGにおけるJICAの協力の一部をさかなクンが紹介