要請番号(JL12423B50)
募集終了
・2024/2 ・2024/3 ・2025/1 |
【配属機関概要】
1)受入省庁名(日本語)
オロ州政府
2)配属機関名(日本語)
パプアニューギニア天然資源環境大学ポポンデッタキャンパス
3)任地( オロ州ポポンデッタ郡ポポンデッタ市 ) JICA事務所の所在地( ポートモレスビー市 )
任地からJICA事務所までの交通手段、所要時間( 飛行機 で 約 1.0 時間 )
4)配属機関の規模・事業内容
ポポンデッタ市は首都(ポートモレスビー)から北東(140Km)に位置し、人口は5万人。市の周囲にはアブラヤシ農園が広がり、住民の多くがパームオイル生産に携わっている。配属先はポポンデッタ市内から北に(3km)離れた郊外に位置し、4年間の熱帯農業コース(学士)を提供している。学生数は250名、配属先となる農業・家畜飼育部門の年間予算は400万円。2000年に旧ポポンデッタ農業大学が配属先に統合されてポポンデッタキャンパスとなった。しかし手続き上の問題により一時的に同キャンパスは中断されたが、2021年からコースを再開し、学生の受入れ・指導を行っている。過去にJICA海外協力隊の派遣実績はない。
【要請概要】
1)要請理由・背景
配属先はおよそ東京ドーム130個分(600Ha)の広大な敷地を持ち、熱帯特有の木々が茂る自然豊かな環境の中で、熱帯農業コースの生徒に野菜栽培や家畜飼育の実習授業を行っている。しかし予算や指導人材不足から教育環境の整備や授業・実習の改善が十分に進まずにいる。そこで新たな知識と技術の導入を求めて協力隊員の派遣要請があった。隊員には、同僚教員が実施する授業のサポート、家畜飼育実習(主に牛・養豚)における生徒への指導・同僚への助言、また、同コースにおける課題・改善点等を配属先にフィードバックし、授業の質の向上に貢献することが期待されている。今般の募集と同時に野菜栽培の要請が上げられている。
2)予定されている活動内容(最終的な活動内容は、赴任後に配属先と協議し決定します)
畜産科目スタッフの一員として、現地教員と連携して以下の活動を行う。
1.現地教員が実施する畜産実習の支援を行う。(馬、牛、豚、鶏が飼育されているが、牛もしくは豚の実習支援が期待されている)
2.畜産に関わる新たな知識、技術を同僚教員に紹介する。
3.家畜飼育環境の整備に協力する。
4.畜産事情を分析し、競争力ある家畜飼育方法や家畜利用方法について提言を行う。
3)隊員が使用する機材の機種名・型式、設備等
家畜飼育用の農機具はあるが、人工授精や搾乳は行っていないため関連する機材はない。飼育する家畜数(馬9頭、牛15頭、豚31頭、鶏175羽)
4)配属先同僚及び活動対象者
【配属先同僚】
校長50代男性大卒
同僚教員34名20代~50代
【活動対対象者】
学部の学生150名
5)活動使用言語
英語
6)生活使用言語
その他
7)選考指定言語
英語(レベル:C)
【資格条件等】
[免許]:( )
[性別]:(男性) 備考:安全管理上の理由
[学歴]:(大卒)畜産学 備考:大学で指導を行うため
[経験]:(実務経験)2年以上 備考:実習指導を行うため
任地での乗物利用の必要性
不要
【地域概況】
[気候]:(熱帯雨林気候) 気温:(25~35℃位)
[通信]:(インターネット可 電話可)
[電気]:(安定)
[水道]:(安定)
【特記事項】
任地は不定期な停電・断水があり。住居は配属先の職員住居を予定、同任地に他隊員が派遣された場合はシェアハウスとなる可能性あり。現地研修でピジン語を学ぶ。PNGにおけるJICAの協力の一部をさかなクンが紹介