2024年度 春 要望調査票
青年海外協力隊 / 海外協力隊 / 日系社会青年海外協力隊 / 日系社会海外協力隊

要請番号(JL12424A01)
募集終了

国名
パプアニューギニア
職種コード 職種
C103 野菜栽培
年齢制限
活動形態
個別
区分
交替
2代目
派遣期間
2年
派遣隊次
・2025/1 ・2025/2
圃場の様子 圃場の様子 圃場で作業を行う隊員 圃場で作業を行う隊員 圃場で作業を行う隊員

【配属機関概要】

1)受入省庁名(日本語)

セントラル州政府

2)配属機関名(日本語)

イアロワリ農業工業高等学校

3)任地( セントラル州ヒリコイアリ郡ソゲリ ) JICA事務所の所在地( ポートモレスビー )

任地からJICA事務所までの交通手段、所要時間( 車 で 約 1.0 時間 )

4)配属機関の規模・事業内容

配属先は首都ポートモレスビーから北東約40kmに位置し、観光地ココダトレイルの入口にあるソゲリ村の州立高校である。中学3年生~高校3年生相当の生徒約700名に対して中等教育および職業訓練の機会を提供している。教員数は40名で年間予算は約1,500万円。職業訓練科では農業・観光・ビジネススタディのコースが存在しており、卒業後に路頭に迷う事なく手に職を付けることができるように様々なプログラムが実施されている。2023年8月よりJICA海外協力隊が派遣され、校内の傾斜地に圃場を整備したり、果樹の導入支援などが行われていた。近隣の小学校にもJICA海外協力隊が派遣されており、同地域の隊員との緩やかな連携も期待されている。

【要請概要】

1)要請理由・背景

配属先は農業クラス用に約3.2ヘクタールの圃場を有しているが、その殆どは傾斜地となっており、整備が行き届いておらず、土壌流亡も課題のひとつとなっている。また、適切な手入れが行われず耕作放棄地の様な状態となっている圃場も存在していることから、農業クラスを効果的に実施するためには圃場の整備が急務となっている。2023年8月から同校に赴任しているJICA海外協力隊により、傾斜地の圃場整備や、新規作物として果樹の導入が試みられた。配属先では引き続き効果的に圃場を管理すると共にそのノウハウを引継ぐのみならず、自給自足に留まらない市場志向型の農業教育を導入することを目的とし、後任の要請に至っている。

2)予定されている活動内容(最終的な活動内容は、赴任後に配属先と協議し決定します)

1. 職業訓練科の農業クラスにおいて、授業および実習を行う。(担当内容は赴任後に配属先と相談の上決定)
2. 研修用農地の管理や整備、野菜と果樹の栽培管理を同僚と一緒に行う。
3. 生徒のインターン先となる企業開拓支援やプログラムについての助言を行う。
4. 鶏糞などを利用した肥料製造を支援する。

3)隊員が使用する機材の機種名・型式、設備等

スコップ、ブッシュナイフ(なた)、一輪車など。栽培実習圃場(約3.2ヘクタール)、鶏舎、ヤギ小屋、養殖池

4)配属先同僚及び活動対象者

配属先同僚:
校長50代男性、副校長(職業訓練担当)40代女性、農業科職員40代女性、その他教員約30名
活動対象者:
農業科生徒約100名

5)活動使用言語

英語

6)生活使用言語

その他

7)選考指定言語

英語(レベル:C)

【資格条件等】

[免許]:(    )

[性別]:(男性) 備考:安全対策上の理由

[学歴]:(高卒)農学系 備考:農業の知識と経験が必要

[経験]:(    ) 備考:

[汎用経験]:

 ・播種から収穫までの栽培経験を2作物以上

任地での乗物利用の必要性

不要

【地域概況】

[気候]:(熱帯モンスーン気候) 気温:(25~35℃位)

[通信]:(インターネット可  電話可)

[電気]:(安定)

[水道]:(安定)

【特記事項】

生活使用言語はピジン語。赴任後に約10日間のピジン語訓練を行う。住居は配属先提供の職員寮もしくは長期滞在者用の借り上げ住居を想定している。