2024年度 春 要望調査票
青年海外協力隊 / 海外協力隊 / 日系社会青年海外協力隊 / 日系社会海外協力隊

要請番号(JL12424A20)
募集終了

国名
パプアニューギニア
職種コード 職種
G159 数学教育
年齢制限
活動形態
個別
区分
新規
派遣期間
1年
派遣隊次
・2024/3 ・2025/1 ・2025/2
学校校内の様子 校舎’(教室)の様子 教室内の様子 教室内の様子

【配属機関概要】

1)受入省庁名(日本語)

ミルンベイ州政府

2)配属機関名(日本語)

キャメロン高校

3)任地( ミルンベイ州アロタウ郡アロタウ市 ) JICA事務所の所在地( ポートモレスビー )

任地からJICA事務所までの交通手段、所要時間( 飛行機 で 約 1.0 時間 )

4)配属機関の規模・事業内容

アロタウ市は首都から南東(370Km)に位置し、ミルン湾に面した州都。人口は1.2万人。周囲は自然豊な海とアブラヤシ農園が広がり、住民の多くが漁業やパームオイル生産に携わっている。アロタウ港にはオーストラリアやニュージーランドからの大型観光クルーズ船が入港し、観光客も多く訪れる。配属先の高校は市内に位置し、日本の中学3年生~高校3年生に相当する生徒(グレード9~12)が在籍している。全校生徒は約1000名で、職員数は42名の大規模な公立高校。年間予算は約5600万円。2001年から2020年までの間に4名のJICA海外協力隊(理数科教師、PCインストラクター、コンピュータ技術)の受入実績があり、2005年5月まで理数科教師の隊員が活動を実施した。

【要請概要】

1)要請理由・背景

当国の教育現場における課題として、教室等の施設不足、教員不足および教員の指導スキルの不足がある。教師主導の授業が主流となっており、生徒は教師からの問いかけによって考えたり、気づきを得るような機会がないまま板書をノートに書き写し、暗記に偏った学習となっている。そのため小学校で数の概念の習得が出来ていないまま卒業し同校に入学する生徒もおり、生徒間の数学レベルの差も課題となっている。学校としては、グレード10終了時に実施される国家試験の成績向上に取り組んでおり、隊員による生徒の視点に立ったわかりやすい授業の実施により、生徒の数学の理解と学力の向上、さらには同僚教員の指導スキル向上が期待されている。

2)予定されている活動内容(最終的な活動内容は、赴任後に配属先と協議し決定します)

1.数学教師として日本の中学校3年生に相当する生徒(グレード9)に授業を行う。(週15コマ程度、1コマ40分)
2.数学以外ビジネストレーニング(簿記)などの他教科の支援も期待されている。(すべてをカバーする必要はなく、本人の得意科目に応じて配属先に貢献できれば良い)
3.同僚教員に現地で入手可能な材料を使った教材作成や使用方法などの授業アイディアを提案する。
4.日本の学校生活や文化などの紹介を行い、生徒や同僚教員に対して異文化理解・交流の機会を提供する。

3)隊員が使用する機材の機種名・型式、設備等

授業用備品、教員用執務室、コンピュータ、プリンター、コピー機

4)配属先同僚及び活動対象者

【配属先同僚】
校長50代男性
同僚教員42名 20代~50代(うち数学担当者は5名)
【活動対対象者】
グレード9の生徒300名(1クラス約45~50名、6クラス)

5)活動使用言語

英語

6)生活使用言語

その他

7)選考指定言語

英語(レベル:C)

【資格条件等】

[免許]:(中学校又は高等学校教諭(数学))

[性別]:(男性) 備考:安全管理上の理由

[学歴]:(    ) 備考:

[経験]:(    ) 備考:

任地での乗物利用の必要性

不要

【地域概況】

[気候]:(熱帯雨林気候) 気温:(25~35℃位)

[通信]:(インターネット可  電話可)

[電気]:(安定)

[水道]:(安定)

【特記事項】

任地は不定期な停電・断水があり。住居は長期滞在者用住居を予定、同任地に他隊員が派遣された場合はシェアハウスとなる可能性あり。現地研修でピジン語を学ぶ。
PNGにおけるJICAの協力の一部をさかなクンが紹介