要請番号(JL12424B04)
募集終了
2代目
・2025/1 ・2025/2 ・2025/3 ・2026/1 |
【配属機関概要】
1)受入省庁名(日本語)
オロ州政府
2)配属機関名(日本語)
マーターズ記念高校
3)任地( オロ州ポポンデッタ郡サンガラ ) JICA事務所の所在地( ポートモレスビー市 )
任地からJICA事務所までの交通手段、所要時間( 飛行機+車 で 約 1.5 時間 )
4)配属機関の規模・事業内容
ポポンデッタ市は首都(ポートモレスビー)から北東(140Km)に位置し、人口は5万人。市の周囲にはアブラヤシ農園が広がり、住民の多くがパームオイル生産に携わっている。配属先はポポンデッタ市内からに南西(15Km)に位置し、日本の中学校1年生~高校3年生に相当する生徒(グレード7~12)が通っている。全校生徒は約1,500名、教員数は31名の大規模な公立高校。年間予算は約6,000万円。2015~2019年に3名のJICA海外協力隊(職種:数学教育、理科教育)が支援を行った。
【要請概要】
1)要請理由・背景
当国の教育現場における課題として、教室等の施設不足、教員不足および教員の指導スキルの不足がある。教師主導の授業が主流となっており、生徒は教師からの問いかけによって考えたり、気づきを得るような機会がないまま板書をノートに書き写し、暗記に偏った学習となっている。そのため数の概念が習得できていない等の初等教育における問題で数学力が低い生徒が多く、生徒の視点に立ったわかりやすい授業の実施による理解度向上と同僚教員の指導スキル向上に貢献することが期待されている。2024年9月以降、任地内の小学校に算数教育および英語教育の改善を目的とした小学校教育隊員と青少年活動隊員が赴任予定。
2)予定されている活動内容(最終的な活動内容は、赴任後に配属先と協議し決定します)
1..数学教師として同僚教師と分担して、日本の高校2~3年生に相当する生徒(グレード11~12)に授業を行う。(週15コマ程度、1コマ40分)
2.同僚教員に現地で入手可能な材料を使った教材作成や使用方法などの授業アイディアを提案する。
3.生徒や同僚教員に対して日本の生活・文化紹介や異文化理解・交流の機会を提供する。(日本の学校とのインターネットを通じた交流授業の実施など)
4.可能な範囲で基礎的なIT授業を実施する。(例:Windowsの基礎的な操作方法やタイピングなど)
3)隊員が使用する機材の機種名・型式、設備等
チョークや黒板等の授業用備品。指導教材等は十分にない。(コピー機などはあるが、停電や故障により使えないことが多い)
4)配属先同僚及び活動対象者
【配属先同僚】
校長50代男性大卒
同僚教員34名20代~50代(うち数学教師は2名)
【活動対対象者】
グレード11~12の生徒380名
(1クラス約45~50名、各学年4クラス)
5)活動使用言語
英語
6)生活使用言語
その他
7)選考指定言語
英語(レベル:C)
【資格条件等】
[免許]:(中学校又は高等学校教諭(数学))
[性別]:(男性) 備考:安全管理上の理由
[学歴]:( ) 備考:
[経験]:(教員経験)2年以上 備考:実際に授業を担当するため
任地での乗物利用の必要性
不要
【地域概況】
[気候]:(熱帯雨林気候) 気温:(25~35℃位)
[通信]:(インターネット可 電話可)
[電気]:(安定)
[水道]:(安定)
【特記事項】
赴任後、現地語研修(ピジン語)を行う。任地は不定期な停電・断水があり。住居は配属先提供住居を予定。PNGにおけるJICA協力隊の活動の様子