2024年度 秋 要望調査票
青年海外協力隊 / 海外協力隊 / 日系社会青年海外協力隊 / 日系社会海外協力隊

要請番号(JL12424B06)
募集終了

国名
パプアニューギニア
職種コード 職種
G159 数学教育
年齢制限
活動形態
個別
区分
新規
派遣期間
2年
派遣隊次
・2025/1 ・2025/2 ・2025/3 ・2026/1

【配属機関概要】

1)受入省庁名(日本語)

ミルンベイ州政府

2)配属機関名(日本語)

ハギタ聖心高校

3)任地( ミルンベイ州アロタウ郡アロタウ市 ) JICA事務所の所在地( ポートモレスビー )

任地からJICA事務所までの交通手段、所要時間( 飛行機 で 約 1.0 時間 )

4)配属機関の規模・事業内容

アロタウ市は首都から南東(370Km)に位置し、ミルン湾に面した州都。人口は1.2万人。周囲は自然豊な海とアブラヤシ農園が広がり、住民の多くが漁業やパームオイル生産に携わっている。アロタウ港にはオーストラリアやニュージーランドからの大型観光クルーズ船が入港し、観光客も多く訪れる。配属先は市内に位置し、日本の中学3年生~高校3年生に相当する生徒(グレード9~12)が在籍。全校生徒は約850名。職員数は35名の中規模な公立高校。年間予算は約3600万円。2001年から2005年までの間に2名のJICA海外協力隊(理数科教師)の受入実績があり、2005年12月まで理数科教師の隊員が派遣されていた。

【要請概要】

1)要請理由・背景

当国では、生徒の基礎学力の向上が重要課題となっている。背景には就学率の改善による生徒数の増加に教員数が足りていないこと、学習量が少ない、教師の指導技術の不足などの課題がある。教員は研修を受ける機会が限られているため、教師主導の授業が主流。生徒は教師からの問いかけによって考えたり、気づきを得るような機会がないまま黒板を書き移し、暗記に偏った学習となっている。配属先は教育の質の向上に向けたが対応が必要だと考えており、生徒の視点に立ったわかりやすい授業の実施による理解度向上と同僚教員の指導スキル向上に貢献することが期待されている。

2)予定されている活動内容(最終的な活動内容は、赴任後に配属先と協議し決定します)

1.数学教師として日本の中学校3年生と高校1年生に相当する生徒(グレード9と10)に授業を行う。(週20コマ程度、1コマ40分)
2.同僚教員に現地で入手可能な材料を使った教材作成や使用方法などの授業アイディアを提案する。
3.生徒や同僚教員に対して日本の生活・文化紹介や異文化理解・交流の機会を提供する。(日本の学校とのインターネットを通じた交流授業の実施など)
4.他の教員が不得意とする教科の支援も期待されています。(初歩的なPCの操作方法の指導、体育など)

3)隊員が使用する機材の機種名・型式、設備等

授業用備品、教員用執務室、コンピュータ、プリンター、コピー機

4)配属先同僚及び活動対象者

【配属先同僚】
校長50代男性
同僚教員35名20代~60代(うち数学担当者は3名)
【活動対象者】
グレード9と10の生徒510名(1クラス約40~45名、各学年6クラス)

5)活動使用言語

英語

6)生活使用言語

その他

7)選考指定言語

英語(レベル:C)

【資格条件等】

[免許]:(中学校又は高等学校教諭(数学))

[性別]:(男性) 備考:安全管理上の理由

[学歴]:(    ) 備考:

[経験]:(教員経験)3年以上 備考:同僚教員への指導のため。

任地での乗物利用の必要性

不要

【地域概況】

[気候]:(熱帯雨林気候) 気温:(25~35℃位)

[通信]:(インターネット可  電話可)

[電気]:(安定)

[水道]:(安定)

【特記事項】

赴任後、現地語研修(ピジン語)を行う。任地は不定期な停電・断水があり。住居は長期滞在者用住居を予定。なお、同任地に他隊員が派遣された場合はシェアハウスとなる可能性あり。PNGにおけるJICA協力隊の活動の様子