要請番号(JL12718A05)
募集終了
3代目
・2018/3 ・2018/4 ・2019/1 |
【配属機関概要】
1)受入省庁名(日本語)
保健・医療サービス省
2)配属機関名(日本語)
国立中央病院リハビリテーション科
3)任地( ホニアラ ) JICA事務所の所在地( ホニアラ )
任地からJICA事務所までの交通手段、所要時間( 徒歩 で 約 0.0 時間 )
4)配属機関の規模・事業内容
国立中央病院は、台湾の援助で設立された総合病院で、ソロモンの中核医療機関である。内科、外科、整形外科、産婦人科、小児科、眼科等を有し、救急部門は24時間対応している。リハビリテーション科は各科からの処方を受け、理学療法、作業療法、義肢装具製作を施行している。長期にわたりJICAボランティアの理学療法士、作業療法士、言語聴覚士、オーストラリアボランティアの理学療法士、作業療法士を受け入れてきた。2017年6月現在、前任者となる理学療法士SV(2016年度2次隊)が活動中で、言語聴覚士JVの着任も予定されている他、オーストラリアの作業療法士ボランティアの赴任予定もある。科の年間予算は約370万円。
【要請概要】
1)要請理由・背景
リハビリテーション科は、骨折や下肢切断、脳血管障害、スポーツ外傷、マラリア後脳炎などの疾患に対応しているが、専門性を有する人材が少ないことから、患者に対して適切な理学療法治療を提供できる人員が慢性的に不足している。また院内での理学療法業務だけではなく、障害者家族やコミュニティに対する指導、患者の記録管理、科内勉強会、国立大学CBR(Community-Based Rehabilitation:地域社会に根ざしたリハビリテーション)学科の学生への実習指導も必要とされている。このような事情の下、理学療法士のボランティアが要請され、2代にわたる活動を通じ、患者への理学療法治療の提供、科内スタッフの能力向上、学生の実習指導などの取り組みを進めているが、継続的な支援が必要であることから、後任が要請されることとなった。
2)予定されている活動内容(最終的な活動内容は、赴任後に配属先と協議し決定します)
リハビリテーション科の一員として以下の1を中心とした活動を行い、同僚との協働を通じて2-4に寄与する。その他、5への支援も期待されている。
1.病院内での、外来患者、入院患者に対する理学療法治療の実施
2.科内スタッフの能力向上への協力
3.科内の運営・管理にかかる協力
4.CBR学科の学生(実習生)へのアドバイス
5.保健・医療サービス省CBR課の実施する、コミュニティでの理学療法への協力
3)隊員が使用する機材の機種名・型式、設備等
マット、平行棒、ホットパック、アイスパック、重錘、ティルトテーブル、各種杖など歩行補助具
4)配属先同僚及び活動対象者
・部長(40代女性 理学療法士)
・科長(40代女性 理学療法士)
・理学療法士(40代女性、50代男性)
・CBRワーカー2名(30代女性)
・対象患者:全年齢層に及び、対象疾患も幅広い。中でも糖尿病、高血圧を合併した脳梗塞(40-60歳代)、整形疾患(小児科)、結核性脊椎炎による対麻痺が多い。
5)活動使用言語
英語
6)生活使用言語
その他
7)選考指定言語
【資格条件等】
[免許]:(理学療法士)
[性別]:( ) 備考:
[学歴]:( ) 備考:
[経験]:(実務経験)5年以上 備考:経験に基づいた指導が必要
任地での乗物利用の必要性
不要
【地域概況】
[気候]:(熱帯雨林気候) 気温:(25~35℃位)
[通信]:(インターネット可 電話可)
[電気]:(安定)
[水道]:(安定)
【特記事項】
任地での現地語学研修では、英語を使用して現地共通語(ピジン語)を学習する。