要請番号(JL12723B18)
募集終了
2代目
・2024/2 ・2024/3 ・2025/1 |
【配属機関概要】
1)受入省庁名(日本語)
教育・人的資源開発省
2)配属機関名(日本語)
ガダルカナル州立マララ小学校
3)任地( ガダルカナル州タナガイ村 ) JICA事務所の所在地( ホニアラ市 )
任地からJICA事務所までの交通手段、所要時間( バス で 約 0.5 時間 )
4)配属機関の規模・事業内容
配属先は1973年に設立された、児童数約300名、教職員18名のガダルカナル州立の小学校である。生徒はYear1からYear6までの構成で、日本でいう小学校6学年である(標準年齢は6歳から11歳)。各学年2クラスの計12クラス。年間予算は約500万円。5年に一度配布される国からの教科書は紛失も多く、生徒は数名で1冊の教科書を使用している。校長を始めとした教師陣の、教育の質の向上に向けた意欲は高く、時間割や授業内容などに工夫が見られ、ワークショップも行われている。
【要請概要】
1)要請理由・背景
ソロモン全体として基礎計算能力や理科に関する知識不足が課題となっているが、その原因の一つとして適切なカリキュラムの欠如や、教科書の未整備などがあげられてきた。ただし初等教育課程においては過去10年の間に、外国からの支援を受けつつ、カリキュラム作成、及び教科書の制作・配布が進み、現在は運用段階に入ってきている。運用をおこなう現場において、生徒が楽しく算数、理科、そして体育(健康教育を含む)を学び、身に着けることができるように授業の一層の工夫が必要であると共に、同僚教員の指導力向上を求めているため、本要請に至った。現在、当学校では初代となる小学校教育隊員が活動している。
2)予定されている活動内容(最終的な活動内容は、赴任後に配属先と協議し決定します)
1.配属先と相談の上、算数、理科、体育、いずれかの教科を主担当する
2.同僚教員の算数、理科、体育の授業作りに協力、助言を行う
3.指導力向上のためのワークショップなどを同僚教員と共に行い、同僚教員のレベルアップを図る 4.可能な範囲で、8台あるWindowsPCでマイクロソフトオフィスの基本操作を教える(ソロモンではICT教育推進プラン2019-2023が策定され、取り組みが行われている)
3)隊員が使用する機材の機種名・型式、設備等
個人机・椅子(教員室内)、教科書、教員用指導書、コピー機、スポーツ用具(ネットボール、サッカーボール)、グラウンド(隣接する州立マララ中高校のグラウンドが使用可能)。
4)配属先同僚及び活動対象者
校長:1名(50代女性) 教員:17名(女性13名、男性4名) 児童約300名(女子160名、男子140名)
5)活動使用言語
英語
6)生活使用言語
その他
7)選考指定言語
英語(レベル:C)
【資格条件等】
[免許]:(小学校教諭)
[性別]:( ) 備考:
[学歴]:( ) 備考:
[経験]:(教員経験)2年以上 備考:同僚への指導が期待されるため
任地での乗物利用の必要性
不要
【地域概況】
[気候]:(熱帯雨林気候) 気温:(22~32℃位)
[通信]:(インターネット可 電話可)
[電気]:(安定)
[水道]:(安定)
【特記事項】
生活使用言語はピジン語。赴任時の現地語学研修では、英語を使用して現地共通語(ピジン語)を学習する。