要請番号(JL12724A02)
募集終了
2代目
・2024/3 ・2025/1 ・2025/2 |
【配属機関概要】
1)受入省庁名(日本語)
保健・医療サービス省
2)配属機関名(日本語)
国立中央病院リハビリテーション科
3)任地( ホニアラ ) JICA事務所の所在地( ホニアラ )
任地からJICA事務所までの交通手段、所要時間( で 約 0.0 時間 )
4)配属機関の規模・事業内容
当該国立中央病院は,ソロモン唯一の総合病院で内科、外科、救急、整形外科、産婦人科など11の部門を有し、ベッド数300床である。ソロモンの第3次レベルの最上位の病院であり、全国から紹介状を受けた重症患者が当該病院に送られてくる。リハビリテーション科は理学療法士及びスタッフがおり、主にホニアラ市のCommunity Based Rehabilitation (CBR)オフィサーとも連携している。またCBRオフィサーになる学生の実習先にもなっている。近年中国がリハビリテーション医療チームを派遣し、昨年鍼灸リハビリテーション室を完成させ運営している。
【要請概要】
1)要請理由・背景
ソロモンには言語聴覚士の資格がなく、国が奨学金を支給し、他国で資格を取りに行く学生はいるものの、現在当該中央病院には言語聴覚士がいない。しかしながら入院患者などの言語機能や摂食、嚥下機能訓練について病院の医師からも要望がでている。隊員の活動によって直接、言語聴覚士をカウンターパートにして協働はできないが、理学療法士やCBRオフィサーなどと活動し、基本的知識を伝達することで患者ケアの質の向上を期待され要請に至った。また、当該リハビリテーション科にはオーストラリアの病院から数か月のみの言語聴覚士や作業療法士がボランティアベースで年に数回訪れる。
2)予定されている活動内容(最終的な活動内容は、赴任後に配属先と協議し決定します)
1.主に入院患者の構音言語評価・訓練および摂食嚥下機能評価・訓練を行う。
2.理学療法士やCBRオフィサーに言語聴覚士の業務や知識を共有する。
3.言語療法や摂食嚥下における留意点などについて研修会を開催する。
3)隊員が使用する機材の機種名・型式、設備等
4)配属先同僚及び活動対象者
配属先同僚: 理学療法士 40代女性、50代男性
活動対象者:
外来患者、入院患者
患者は各年齢層に渡り、特に糖尿病患者、高血圧による脳梗塞の患者が多い。
5)活動使用言語
英語
6)生活使用言語
その他
7)選考指定言語
英語(レベル:C)
【資格条件等】
[免許]:(言語聴覚士)
[性別]:( ) 備考:
[学歴]:( ) 備考:
[経験]:(実務経験)3年以上 備考:業務でアドバイスなど必要なため
任地での乗物利用の必要性
不要
【地域概況】
[気候]:(熱帯雨林気候) 気温:(22~32℃位)
[通信]:(インターネット可 電話可)
[電気]:(安定)
[水道]:(安定)
【特記事項】
赴任時の現地語学研修では、英語を使用して現地共通語(ピジン語)を学習する。 国立中央病院にはソロモン全土から患者が来るため、医者とは英語、患者とは共通語(ピジン語)だけでなく、さらに患者の出身地域の言葉を覚えて使うと喜ばれる。