要請番号(JL12724A03)
募集終了
・2024/3 ・2025/1 ・2025/2 |
【配属機関概要】
1)受入省庁名(日本語)
漁業・海洋資源省
2)配属機関名(日本語)
沿岸漁業部 地域基盤型資源管理(CBRM)課
3)任地( ホニアラ ) JICA事務所の所在地( ホニアラ )
任地からJICA事務所までの交通手段、所要時間( で 約 0.0 時間 )
4)配属機関の規模・事業内容
漁業・海洋資源省は、漁業、海洋資源、養殖に係る調査、漁業振興等を業務とする政府機関である。沿岸漁業部に属する地域基盤型資源管理課(CBRM: Community Based Resource Management)は、2012年に設置され、海洋資源保護のため、各州の水産部職員や外部関係団体と連携して、漁民やコミュニティへの海洋資源に関する啓発活動や研修の実施、資源管理計画策定のための支援等をおこなっている。JICAはこれまでに、首都ホニアラの漁業・海洋資源省へ水産開発の隊員を派遣し、さらに個別専門家「コミュニティ主体の沿岸資源管理・利用による生計向上のためのアドバイザー」を派遣してきた。
【要請概要】
1)要請理由・背景
ソロモンは、魚類、貝類、サンゴ礁やマングローブ林など、豊かな海洋資源を保有している。そのため、多くの人々が生活の中で多面的に漁業に依存しており、魚やその他の海産物が非常に重要なたんぱく源や現金収入源となっている。しかし、近年のソロモン国内の人口増加および水産市場の拡大に伴う海産物の乱獲により、海洋資源の枯渇・汚染が懸念されており、持続可能な漁業開発が不可欠となっている。そのため水産開発(2019年度まで)の隊員は、啓発教材の開発、国内CBRM課担当者の情報共有、研修マニュアルの作成、日常業務の効率化などの活動に取り組んできた。地方州を統括する本省CBRM課としての役割とともに、ガダルカナル州を中心とした漁民とコミュニティにアプローチする活動が期待されており、隊員の要請に至った。
2)予定されている活動内容(最終的な活動内容は、赴任後に配属先と協議し決定します)
配属先関係者と協力して、以下の活動をおこなう。
1. 漁民やコミュニティを対象とした水産資源管理に関するセミナーやワークショップの開催、また教材を作成する。
2. 漁民の生計向上を図るために、水産物の販売経路の開拓と改善を行うとともに、付加価値を付けた販売方法を考える。
3. ガダルカナル州を中心とした水産に関する各種調査(漁獲量、魚価、地上調査等)を行う。
4. 地方を含む国内の漁業・海洋資源省CBRM課担当者の情報共有等を行う。
3)隊員が使用する機材の機種名・型式、設備等
執務机・椅子、船外機付ボート、ライフジャケット、CBRM関連資料(啓発活動のためのPPTなど)
4)配属先同僚及び活動対象者
・沿岸漁業部CBRM課 課長1名(男性40代)、職員5名(20-50代・男性2名女性3名) 、
・活動対象者 漁民とコミュニティ
5)活動使用言語
英語
6)生活使用言語
その他
7)選考指定言語
英語(レベル:C)
【資格条件等】
[免許]:( )
[性別]:( ) 備考:
[学歴]:(大卒) 備考:他の職員と学歴を合わせるため
[経験]:( ) 備考:
[参考情報]:
・(水産学の知識があると尚良い)
任地での乗物利用の必要性
不要
【地域概況】
[気候]:(熱帯雨林気候) 気温:(22~32℃位)
[通信]:(インターネット可 電話可)
[電気]:(安定)
[水道]:(安定)
【特記事項】
任地での現地語学研修では、英語を使用して現地共通語(ピジン語)を学習する。また、船外機付きボートによる沿岸部の地域巡回もある。