2024年度 春 要望調査票
青年海外協力隊 / 海外協力隊 / 日系社会青年海外協力隊 / 日系社会海外協力隊

要請番号(JL12724A05)
募集終了

国名
ソロモン
職種コード 職種
A101 コミュニティ開発
年齢制限
20~45歳のみ
活動形態
個別
区分
新規
派遣期間
2年
派遣隊次
・2024/3 ・2025/1 ・2025/2

【配属機関概要】

1)受入省庁名(日本語)

漁業・海洋資源省

2)配属機関名(日本語)

漁業・海洋資源省アウキ事務所

3)任地( マライタ州アウキ市 ) JICA事務所の所在地( ホニアラ市 )

任地からJICA事務所までの交通手段、所要時間( 飛行機 で 約 0.5 時間 )

4)配属機関の規模・事業内容

漁業・海洋資源省アウキ事務所は、本省の州事務所とマライタ州政府水産課の事務所を兼ね、事務所の位置するマライタ島に点在するコミュニティを広く管轄している。漁師に対する技術指導や海洋資源の保全活動、漁獲高の統計管理、冷凍・冷蔵庫を魚介類の保存に活用した市場への出荷数調整など、数名の職員であるが多岐にわたる業務をおこなっている。海洋資源保全活動の重要度は高く、本省や外部関係団体と連携して、漁民やコミュニティへの海洋資源保全に関する啓発活動や研修の実施、資源管理計画策定のための支援等をおこなっている。

【要請概要】

1)要請理由・背景

ソロモンにおいてマライタ州は、魚類、貝類、サンゴ礁、マングローブ林など豊かな海洋資源を保有しており、多くの人々が生活の中で多面的に漁業に依存している。特に村落部では魚やその他の海産物が重要なたんぱく源や現金収入源となっている。しかし、近年のソロモン国内の人口増加および水産市場の拡大に伴う海産物の乱獲等により、海洋資源の枯渇・汚染が懸念されており、持続可能な漁業開発と保全が重要課題となっている。隊員には沿岸漁業を中心とする漁民やそのコミュニティを対象とした、啓発活動(教材作成含む)により住民の意識を高め、特に沿岸部の水産資源の持続可能な活用につながる活動が期待されている。

2)予定されている活動内容(最終的な活動内容は、赴任後に配属先と協議し決定します)

配属先関係者と協力し、以下の活動を行う。
1. 地域漁業従事者を対象に、水産資源管理に関するセミナーやワークショップの開催、また教材を作成する。
2. 漁民の生計向上を図るために、水産物の販売経路の開拓と改善を行うとともに、付加価値を付けた販売方法を考える。
3. 地域の水産に関する各種調査(漁獲高、魚価、市場調査等)を行う。
4. 職員の資源保全に関する知識と能力強化への助言を行う。

3)隊員が使用する機材の機種名・型式、設備等

執務机・椅子、船外機付ボート、ライフジャケット、CBRM関連資料(啓発活動のためのPPTなど)

4)配属先同僚及び活動対象者

・アウキ事務所: 事務所長:1名(男性:40代)、スタッフ4名(男性3名、女性1名)
・活動対象者は漁民やコミュニティ

活動連携先:漁業省本省沿岸漁業部地域基盤型資源管理課(CBRM)

5)活動使用言語

英語

6)生活使用言語

その他

7)選考指定言語

英語(レベル:C)

【資格条件等】

[免許]:(    )

[性別]:(    ) 備考:

[学歴]:(大卒) 備考:他の職員と学歴を合わせるため

[経験]:(    ) 備考:

任地での乗物利用の必要性

不要

【地域概況】

[気候]:(熱帯雨林気候) 気温:(22~32℃位)

[通信]:(インターネット可  電話可)

[電気]:(安定)

[水道]:(安定)

【特記事項】

生活使用言語はピジン語。赴任時の現地語学研修では、英語を使用して現地共通語(ピジン語)を学習する。また、船外機付きボートによる沿岸部の地域巡回もある。