【配属機関概要】

3）任地（ マライタ州アウキ市 ） JICA事務所の所在地（ ホニアラ市 ）

任地からJICA事務所までの交通手段、所要時間（ 飛行機 で 約 1.0 時間 ）

4）配属機関の規模・事業内容

マライタ州の州都アウキにある拠点病院で内科、外科、整形外科、産婦人科、歯科、リハビリテーション科などがあり、ベッド数100床、医師4名、看護師約40名、患者数は約40名の規模で、近隣の4つの診療所を管轄している。同じ敷地内にはソロモンで唯一の国立精神病院も設置されている。近隣の学校約500校を管轄しているが、ソロモンには学校保健の概念がないため、新たに学校保健の概念をもとに保健衛生啓発活動を進める予定である。

【要請概要】

1）要請理由・背景

JICA研修で日本で学校保健について学んできた担当オフィサーから学校保健全般について積極的に啓発活動を推進したいと隊員要請に至った。所属予定の病院内ヘルス・プロモーション課は首都の保健・医療サービス省プロモーション課の地方部署で地域住民へエクササイズや食生活など健康に関するあらゆる啓発活動を推進する部署である。現在、マライタ州では新型コロナ感染者が激減し、マスクなしの通常生活に戻っているが、当該プロモーション課が学校の新型コロナ対策(手洗い、ソーシャルディスタンスなど)の監督、推進担当であり、学校の新型コロナ対策についても推進していく。

2）予定されている活動内容（最終的な活動内容は、赴任後に配属先と協議し決定します）

同僚と共に以下の活動を行う。
1. 近隣の学校、コミュニティを訪問し、生徒や住民に必要な健康に関する啓発活動を行う。
(歯科衛生、思春期保健、非感染性疾患(NCDs: Non Communicable Diseases)、エクササイズ紹介など予防的情報発信)
2. ヘルスプロモーション課にて健康啓発に必要なイベントなどを企画する。
3. 健康に関する情報にあまり接したことのない住民や生徒に対して理解しやすいように視覚教材などを作成する。
4. 同僚とともに学校における新型コロナ対策の監督、推進を行う。

3）隊員が使用する機材の機種名・型式、設備等

デモ用歯型模型、デモ用歯ブラシ

4）配属先同僚及び活動対象者

配属先同僚:
ヘルスプロモーション課 責任者男性50代
カウンターパート 女性20代 経験3年
オフィサー 女性20代 経験1年

活動対象者:
小学校から高校までの生徒、コミュニティ住民

【資格条件等】

[参考情報]：

　・赴任後に現地共通語(ピジン語)を学習する

【地域概況】

【特記事項】

住居では時より停電・断水が発生する。