要請番号(JL12724B08)
募集終了
・2025/1 ・2025/2 ・2025/3 |
【配属機関概要】
1)受入省庁名(日本語)
保健・医療サービス省
2)配属機関名(日本語)
マライタ州政府環境衛生課
3)任地( マライタ州アウキ市 ) JICA事務所の所在地( ホニアラ市 )
任地からJICA事務所までの交通手段、所要時間( 飛行機 で 約 1.0 時間 )
4)配属機関の規模・事業内容
配属先は1960年代に設置され、マライタ州全土の上水(敷設管理と評価)、公衆衛生、食品安全、汚染アセスメント、廃棄物管理の5分野の業務を担っている。職員は5名(うち2名は、育休や留学で不在)のみ。廃棄物の回収は市役所が管轄しており、アウキ市役所では、管理者1名のもと、20名のごみ収集作業員が回収を行っている。近年、海外からの輸入品が急激に増加し、それに伴い廃棄物の量も増加しており、州都のみならず州全体の問題となっている。アウキ市は、2020年度ソロモン草の根・人間の安全保障無償資金協力「アウキタウンごみ収集車整備計画」、2012年無償資金協力「アウキ市場及び桟橋建設計画」、2009年無償資金協力「ホニアラ市及びアウキ市給水設備改善計画」などの受入実績がある。
【要請概要】
1)要請理由・背景
州政府としては、環境分野の取り組み(特にはごみの削減や廃棄物処理場の新設など)は急務としている。近年のごみの増加への対応の一つとして、住民や児童・生徒への啓発活動も進めていきたいとしているが、人材も経験も持ち合わせておらず、今回の協力隊要請につながった。理解しやすい教材の作成や、対象年齢に合わせた工夫された情報発信など、より実践的で効果的な啓発活動を推進するための支援をすることが、海外協力隊に期待されている。
2)予定されている活動内容(最終的な活動内容は、赴任後に配属先と協議し決定します)
同僚と相談をしながら、以下の活動を進める。
1. 学校の教員やコミュニティのリーダー、市内のビジネス関係者と協力し、ゴミの削減及び環境に関する啓発活動を企画、実施する。
2. 市内のゴミ収集に関する助言、アイデアを提供する。
3)隊員が使用する機材の機種名・型式、設備等
特になし
4)配属先同僚及び活動対象者
配属先同僚:Chief Health Inspector(40歳代、女性、フィジーで環境衛生の学位、イギリスやフィリピンでも環境関連のAdvanced Diplomaを複数取得)
活動対象者:
ビジネス関係者 地域住民、小中学校
5)活動使用言語
英語
6)生活使用言語
その他
7)選考指定言語
英語(レベル:C)
【資格条件等】
[免許]:( )
[性別]:( ) 備考:
[学歴]:( ) 備考:
[経験]:( ) 備考:
[参考情報]:
・環境、ごみ問題に関する知識があればよい
・赴任後に現地共通語(ピジン語)を英語で学習する
任地での乗物利用の必要性
不要
【地域概況】
[気候]:(熱帯雨林気候) 気温:(22~32 ℃位)
[通信]:(インターネット可 電話可)
[電気]:(安定)
[水道]:(安定)
【特記事項】
住居では時折停電・断水が発生する。なお、住居からの通勤や買い物の移動手段は徒歩とバスが中心であり、30分から1時間弱かかるのが一般的である。