要請番号(JL12724B09)
募集終了
2代目
・2025/1 ・2025/2 ・2025/3 |
【配属機関概要】
1)受入省庁名(日本語)
森林・研究省
2)配属機関名(日本語)
木材利用・加工部
3)任地( ホニアラ市 ) JICA事務所の所在地( ホニアラ市 )
任地からJICA事務所までの交通手段、所要時間( 徒歩 で 約 0.0 時間 )
4)配属機関の規模・事業内容
森林・研究省は、森林資源管理・技術部、林業部、植林地開発・造林部、木材利用・加工部、植物標本・植物園部の5つの技術分野からなる。配属先は、木材利用・加工部の付加価値木材協会(VATA)である。林業は国内主要産業であるが、多くは丸太が輸出されており、付加価値をいかに付けるかが重要な課題である。配属先は、製材加工プロジェクトの実施管理、製材実施者のコンプライアンスや法の遵守、持続可能な森林管理や加工・流通過程の管理などの促進、木材業にかかるトレーニングの実施などを行っている。2023年7月より初代の隊員が活動中である。また、個別専門家「持続的森林資源管理アドバイザー」を派遣中である。
【要請概要】
1)要請理由・背景
ソロモンは国土の約90%が森林に覆われている森林資源の豊かな国である。林業は主要産業の一つであり、木材輸出(主に丸太)は重要な外貨獲得手段となっている。現在、配属先では製材加工などによる国産材への付加価値促進を目指して、木材加工(製材方法や林産加工品制作)に関するトレーニングの実施している。同時にソロモンにおける低中所得者向けに国産家具(机や椅子)の製造・販売に注力している。これに際し、主に家具製造の経験のある人材が不足しており、木材加工の技術支援や製材指導が求められていることから、後任要請に至った。
2)予定されている活動内容(最終的な活動内容は、赴任後に配属先と協議し決定します)
配属先同僚と協議を行ないながら以下の活動を行う。
1.低中所得者向け国産家具(机や椅子)の国内製造・販売に向けて、木材加工の技術支援や製材指導を行う。
2. 国産家具の販路開拓を行い、製造から販売までのフローを確立することを支援する。
3.木材加工(製材方法や林産加工品制作)に関するトレーニングの実施する。
3)隊員が使用する機材の機種名・型式、設備等
事務所スペース、家具製造に係る機材、製材機(関連団体が管理)
4)配属先同僚及び活動対象者
配属先課長:女性 30代(森林科学学位)
スタッフ:男性2名 (40-50歳、森林専攻)
活動対象:(Solomon Islands Timber Product and Export Association (8企業)及びValue Added Timer Association(1千名)会員
5)活動使用言語
英語
6)生活使用言語
その他
7)選考指定言語
英語(レベル:D)
【資格条件等】
[免許]:( )
[性別]:( ) 備考:
[学歴]:(大卒) 備考:同僚と学歴を合わせるため
[経験]:(実務経験)2年以上 備考:同僚への指導が含まれるため
[参考情報]:
・現地語学訓練で英語でピジン語を学習する
任地での乗物利用の必要性
不要
【地域概況】
[気候]:(熱帯雨林気候) 気温:(22~32℃位)
[通信]:(インターネット可 電話可)
[電気]:(安定)
[水道]:(安定)
【特記事項】
住居では時折停電・断水が発生する。なお、住居からの通勤や買い物の移動手段は徒歩とバスが中心であり、30分から1時間弱かかるのが一般的である。