2025年度 春 要望調査票
青年海外協力隊 / 海外協力隊 / 日系社会青年海外協力隊 / 日系社会海外協力隊

要請番号(JL12725A10)

国名
ソロモン
職種コード 職種
G161 体育
年齢制限
活動形態
個別
区分
交替
3代目
派遣期間
2年
派遣隊次
・2025/3 ・2026/1 ・2026/2

【配属機関概要】

1)受入省庁名(日本語)

教育・人的資源開発省

2)配属機関名(日本語)

セントニコラスカレッジ

3)任地( ホニアラ市 ) JICA事務所の所在地( ホニアラ )

任地からJICA事務所までの交通手段、所要時間( 徒歩 で 約 0.0 時間 )

4)配属機関の規模・事業内容

配属先は、1986年に幼稚園と小学校の運営から始まった教会系の学校である。1996年に中高校が増設された。幼稚園から高校まであわせて約2000名の児童生徒が在籍しており、教諭70名および事務員19名が勤務するソロモンで最大級の学校である。各学年は2~3クラスの複式学級であり、1クラス40名から50名の児童生徒が在籍する。全体の年間予算は約5000万円。2023年10月より、同配属先に3代目の体育隊員が、小学校計14クラスの児童を対象に活動にあたっている。

【要請概要】

1)要請理由・背景

ソロモン国内では、未だ学校授業としての体育は普及しておらず、授業後にグラウンドでボールゲームをして遊ばせる程度であり、運動を通じた児童生徒の心身の成長や健康増進、体力向上といった目的をもって体育の授業が行われることはほとんどない。ソロモンでは青少年の飲酒や薬物使用 、成人の生活習慣病など社会問題を抱えており、スポーツを通じた青少年育成及び健康教育への期待が高まっている。配属先であるセントニコラスでは3代に渡り体育隊員が活動しており、体育授業がある程度定着しつつあるが、現地教員への技術移転にはまだ時間を要する段階である。体育授業の定着とクラブ活動やスポーツイベントの実施など教育活動全体における体育・スポーツプログラムの強化を計画していることから後任要請に至った。

2)予定されている活動内容(以下を踏まえ、隊員の経験をもとに関係者と協議して計画を立て、柔軟に内容を変更しながら活動を進めます)

1.小学生児童を対象とした体育の授業実施と現地教員のサポートを行う。
2.運動会やスポーツ大会の実施・運営をする。
3.クラブ活動(テニス、ネットボール、サッカー、卓球、バレーボールなど)の運営、競技指導を行う。
4.可能であれば、幼稚園児及び中高生を対象とした体育授業やクラブ活動を行う。

3)隊員が使用する機材の機種名・型式、設備等

個人机・椅子(教員室内)、教科書、教員用指導書、コピー機、スポーツ用具(ネットボール、サッカーボール)、グラウンド、室内運動場、パソコンルーム(インターネット接続あり)、図書館

4)配属先同僚及び活動対象者

配属先同僚:
校長1名、小学校教諭約20名
活動対象者:
小学校児童約700人

5)活動使用言語

英語

6)生活使用言語

その他

7)選考指定言語

言語問わず(レベル:D)

【資格条件等】

[免許]:(小学校教諭)
    (中学校又は高等学校教諭(保健体育))

[性別]:(    ) 備考:

[学歴]:(    ) 備考:

[経験]:(    ) 備考:

任地での乗物利用の必要性

不要

【地域概況】

[気候]:(熱帯雨林気候) 気温:(22~32℃位)

[通信]:(インターネット可  電話可)

[電気]:(安定)

[水道]:(安定)

【特記事項】

赴任後に現地共通語(ピジン語)を学習する。住居では時折停電・断水が発生する。なお、住居からの通勤や買い物の移動手段は徒歩とバスが中心であり、30分から1時間弱かかるのが一般的である。