要請番号(JL13018A04)
募集終了
・2018/3 ・2019/1 |
【配属機関概要】
1)受入省庁名(日本語)
教育訓練省
2)配属機関名(日本語)
ハーパイ教育局初等教育課
3)任地( ハーパイ諸島 リフカ島 パンガイ ) JICA事務所の所在地( ヌクアロファ )
任地からJICA事務所までの交通手段、所要時間( 飛行機+車 で 約 2.0 時間 )
4)配属機関の規模・事業内容
ハーパイ諸島初等教育課は教育省の地方機関で、島内公立小学校19校の運営全般(方針決定、実施モニタリング、予算配賦等)、監督・調整業務を行っている。また、離島間格差を解消し平等な教育機会を提供する役割も兼ねている。ハーパイ諸島全域の小学校教員は約80名。2013年まで珠算、小学校教育隊員が活動していた。
【要請概要】
1)要請理由・背景
トンガでは算数教育の一環として初等教育課程に珠算が導入されており、2009年からカリキュラムに3-5年生は必修科目として毎算数時間(1.5時間/日)のうち最初の15分が珠算教育を行うことと定められている。これまでトンガには1989年から29名の珠算及び小学校教諭が派遣され珠算を軸として算数能力の向上に取り組んできた。配属先には珠算、小学校教育ボランティア計5名が派遣され、珠算の基礎や教授方法の指導、テスト結果の回収・集計補佐、生徒への直接指導を行いそろばん教育の向上を図ってきた。現在は教員の教員指導力を一定水準に保つためのワークショップの開催、検定試験の定期的な実施によるさらなる能力向上、珠算を中心とした算数能力の向上が求められている。カリキュラムどおりの定期的な授業実施管理、優秀な生徒のブラッシュアップに加え、進度の遅れがちな生徒への支援及び改善も求められている。
2)予定されている活動内容(最終的な活動内容は、赴任後に配属先と協議し決定します)
①現地職員、教員と協働し、教員珠算レベル向上のためのワークショップの企画、運営を行う。
②現地担当職員と協働し定期的な検定試験を実施する。
③島内の小学校を巡回し、児童や教師に対する珠算、算数の指導を行う。
④配属先事務所における運営業務の補佐。
⑤進度の遅れがちな生徒への支援、改善案の検討及び実践。
⑥珠算大会(全国、地方)、企画運営に協力し、児童や教師に大会に向けた算盤指導を行う
⑦ボランティアで組織する算数・珠算部会の運営、実施を行う。
3)隊員が使用する機材の機種名・型式、設備等
算盤、指導用算盤、コピー機、FAX
4)配属先同僚及び活動対象者
初等教育課局長(女性50代)
教育局のスタッフ3名(男性40-50代)、
公立小学校の教師数は約80名。
指導対象となる教師の珠算のレベルは8-3級程度。
5)活動使用言語
英語
6)生活使用言語
その他
7)選考指定言語
【資格条件等】
[免許]:( )
[性別]:( ) 備考:
[学歴]:( ) 備考:
[経験]:( ) 備考:
[参考情報]:
・珠算2級以上
任地での乗物利用の必要性
自転車
【地域概況】
[気候]:(熱帯雨林気候) 気温:(16~33℃位)
[通信]:(インターネット可 電話可)
[電気]:(安定)
[水道]:(安定)
【特記事項】
派遣前訓練では英語を学習するが、活動は主に現地語で行う。現地語は、トンガ派遣後の現地語学訓練で約4週間学習する。