要請番号(JL13018A11)
募集終了
2代目
・2018/3 ・2018/4 ・2019/1 |
【配属機関概要】
1)受入省庁名(日本語)
農業・食料・林業省
2)配属機関名(日本語)
農業普及・調査開発部 女性開発課
3)任地( ヌクアロファ ) JICA事務所の所在地( ヌクアロファ )
任地からJICA事務所までの交通手段、所要時間( 車 で 約 0.2 時間 )
4)配属機関の規模・事業内容
受入省庁は、持続性のある食の提供と安全を守ることを目的に、「総務・企画」「農業普及・調査開発」「畜産」「検疫・管理」「森林」「食糧」の6部門で構成される。年間運営予算は840万米ドル。NCDs(非感染性疾患)対策における第二次国家的戦略(2015-2020)には、オーストラリアとWHOからトンガ政府に対し資金援助が行われている。配属先では、栄養士や女性開発普及員が地域の女性を対象に、家庭菜園の普及、栄養・調理指導を通して、野菜を取り入れたバランスのよい、より健康的な食事へのシフトを目指している。JICAシニア海外ボランティア(栄養士)1名が活動中(2018年7月まで)。
【要請概要】
1)要請理由・背景
成人の7割が肥満であり、国民の多くが生活習慣病予備軍といわれるトンガにおいて、生活習慣の改善は必須課題である。農業省では、NCDs対策として住民の食生活改善を図っているが、依然として炭水化物・脂質・加工食品を大量に摂取する傾向がある。また、配属先である女性開発課には調理器具の揃った調理実習室があるが、活用が進んでいない。健康的な食生活への改善を目指し、トンガに定着する野菜を使ったバランスのよい献立やレシピの開発・普及のため、ボランティアが要請された。
2)予定されている活動内容(最終的な活動内容は、赴任後に配属先と協議し決定します)
家庭や地域行事の調理を担う女性を対象に配属先の同僚と以下の活動を行う。
・栄養指導や調理指導を含むワークショップや料理教室の開催
・野菜を取り入れた現地の実態にあった献立の開発、既存レシピの見直しと改善
・料理教室やコンテストの開催などによる調理実習室の活性化
・上記の活動を遂行するための必要な情報や調理技術の共有
国内でNCDs対策に取り組む他のJICAボランティアとの協働や連携も期待されている。
3)隊員が使用する機材の機種名・型式、設備等
女性開発課の調理室、調理道具一式(ガスボンベ、ガスレンジ、包丁、フライパン、鍋など)。
巡回指導時は、女性グループが用意するか配属先から運ぶこともある。(オーブンや電子レンジの利用は限られる。)
4)配属先同僚及び活動対象者
部長 50代男性
課長 テクニカル・オフィサー 50代女性 大卒
栄養士1名 30代女性 大卒
女性開発普及員5名 30代女性
指導対象者 地域の女性 20-60代 女性
5)活動使用言語
英語
6)生活使用言語
その他
7)選考指定言語
【資格条件等】
[免許]:(栄養士)
[性別]:(女性) 備考:指導対象者が女性のため
[学歴]:( ) 備考:
[経験]:(実務経験)3年以上 備考:経験に即した指導が必要
任地での乗物利用の必要性
自転車
【地域概況】
[気候]:(熱帯雨林気候) 気温:(15~33℃位)
[通信]:(インターネット可 電話可)
[電気]:(安定)
[水道]:(安定)