要請番号(JL13022B15)
募集終了
2代目
・2023/2 ・2023/3 ・2023/4 ・2024/1 |
【配属機関概要】
1)受入省庁名(日本語)
農業・食料・林業省
2)配属機関名(日本語)
女性開発・農業普及課
3)任地( ヌクアロファ ) JICA事務所の所在地( ヌクアロファ )
任地からJICA事務所までの交通手段、所要時間( 徒歩 で 約 0.0 時間 )
4)配属機関の規模・事業内容
受入省庁は持続性のある食の提供と安全を守ることを目的に、「総務・企画」「女性開発・農業普及」「畜産」「検疫・管理」「森林」「食料」の6部門で構成されている。2022年度の年間予算は402百万円。NCDs(非感染症疾患)対策における第二次国家的戦略(2015-2020)はオーストラリアとWHOからトンガ政府に対し資金援助が行われた。配属先では、栄養士や女性開発普及員が地域の女性を対象に家庭菜園の普及、栄養・調理指導を通して、野菜を取り入れたバランスの良い、より健康的な食事へのシフトを目指している。これまで配属先には栄養士職種で青年・シニア海外協力隊が活動していた。
【要請概要】
1)要請理由・背景
成人の7割が肥満であり、国民の多くが生活習慣病予備軍と言われているトンガにおいて、生活習慣の改善は必須課題である。受入省庁では、NCDs対策として住民の食生活改善を図っているが、依然として炭水化物・脂質・加工食品を大量に摂取する傾向にある。また、配属先である女性開発課には調理器具の揃った料理実習室があるが、活用が進んでいない。健康的な食生活への改善を目指し、トンガに定着する野菜を使ったバランスの良い献立やレシピの開発・普及のため、隊員が要請された。
2)予定されている活動内容(最終的な活動内容は、赴任後に配属先と協議し決定します)
家庭や地域行事の調理を担う女性を対象に配属先の同僚と以下の活動を行う。
・栄養指導や調理指導を含むワークショップや料理教室の開催
・国内で入手できる食材を利用した、現地の実態に合った健康的な献立の開発、既存のレシピの見直しと改善
・料理教室やコンテストの開催などによる調理実習室の活性化
・上記の活動を遂行するための必要な情報や調理技術の共有
国内でNCDs対策に取組む他の隊員との協働や連携も期待されている。
3)隊員が使用する機材の機種名・型式、設備等
女性開発課の調理室、調理道具(ガスボンベ、ガスレンジ、包丁、フライパン、鍋など)。巡回指導時の調理器具については女性グループが用意するか配属先から持参。
4)配属先同僚及び活動対象者
部長 50代男性
課長 テクニカルオフィサー 40代女性 大卒
女性開発普及員 7名 30~40代女性
指導対象者 トンガタプ島の地域の女性20~60代女性
5)活動使用言語
英語
6)生活使用言語
その他
7)選考指定言語
英語(レベル:D)
【資格条件等】
[免許]:(栄養士)
[性別]:(女性) 備考:指導対象者が女性のため
[学歴]:( ) 備考:
[経験]:(実務経験)3年以上 備考:経験に即した指導が必要
任地での乗物利用の必要性
不要
【地域概況】
[気候]:(熱帯雨林気候) 気温:(15~33℃位)
[通信]:(インターネット可 電話可)
[電気]:(安定)
[水道]:(安定)
【特記事項】
派遣前訓練では英語を学習するが、活動は現地語も使用する。現地語はトンガ派遣後の現地語学訓練で約4週間学習する。