要請番号(JL13023A07)
募集終了
5代目
・2023/4 ・2024/1 ・2024/2 ・2024/3 |
【配属機関概要】
1)受入省庁名(日本語)
保健省
2)配属機関名(日本語)
エウア島ニウエイキ病院
3)任地( エウア島アンガハ ) JICA事務所の所在地( ヌクアロファ )
任地からJICA事務所までの交通手段、所要時間( 飛行機+車 で 約 1.5 時間 )
4)配属機関の規模・事業内容
首都島のトンガタプ島の南東に位置する人口5千人のエウア島唯一の病院。一般外来、歯科、薬局、NCDs(非感染性疾患:主に循環器疾患、がん、慢性呼吸器疾患、糖尿病)クリニックで構成されている。外来患者は病院全体で50名/日。週2日開くNCDsクリニックでは30-40名/日。2011年、日本の無償援助によりNCDsクリニック病棟が建設され、オーストラリア政府の資金援助により医療設備が導入された。国全体では、非感染性疾患の増加に伴い、オーストラリアやWHOの援助による第3次国家戦略が実施された。首都バイオラ病院のNCDsクリニックで海外協力隊員(看護師)が活動中。
【要請概要】
1)要請理由・背景
トンガは、不規則な生活時間・食生活、車社会の急速な発展等を起因として、高血圧・糖尿病をはじめとするNCDsの罹患率、また肥満者の割合が世界で最も高い国の一つである。保健省全体では国家戦略のもと、患者の早期発見、処置、継続的な管理、NCDs予防を含む医療サービスの充実の改善に努めているものの、離島であるが故の情報の遅れ、医療サービスへのアクセスの不便性なども重なって、特に糖尿病においては一次予防と初期治療の遅れから重篤化するケースも少なくない。離島の医療・保健サービスの改善、住民に対する予防意識の向上を目的とした啓発が必要とされてボランティア要請に至った。
2)予定されている活動内容(最終的な活動内容は、赴任後に配属先と協議し決定します)
NCDsクリニックにおいて、同僚NCDs看護師と協働で以下の活動を行う。
1. 患者に対する看護支援(知識提供、血糖値・血圧測定、フットチェックやケア指導、カルテ整理など)
2. 糖尿病合併症の早期発見、予防にかかる活動
3. NCDs予防・対策としての運動や食生活改善の啓発活動支援(クリニック内、学校、コミュニティ訪問等)
4. 治療中断患者の洗い出しと再来院支援
3)隊員が使用する機材の機種名・型式、設備等
体重計、血圧計、血糖測定器
4)配属先同僚及び活動対象者
医師2名
薬剤師、看護師15名(うちNCDs看護師は2名:看護師経験各3年と10年)、2013年よりNCDs看護師研修プログラムが始まったため、NCDs専門看護師としての経験は浅い
歯科医師、臨床検査技師、助産師各1名、薬剤師2名
5)活動使用言語
英語
6)生活使用言語
その他
7)選考指定言語
英語(レベル:D)
【資格条件等】
[免許]:(看護師)
[性別]:( ) 備考:
[学歴]:( ) 備考:
[経験]:(実務経験)3年以上 備考:経験に基づく協力が必要
[参考情報]:
・内科や糖尿病科などでのNCDs実務経験
任地での乗物利用の必要性
不要
【地域概況】
[気候]:(熱帯雨林気候) 気温:(16~33℃位)
[通信]:(インターネット可 電話可)
[電気]:(安定)
[水道]:(安定)
【特記事項】
派遣前訓練では英語を学習するが、活動は現地語(トンガ語)も使用する。現地語は、トンガ派遣後の現地語学訓練で約4週間学習する。