要請番号(JL13023B01)
募集終了
3代目
・2024/3 ・2025/1 |
【配属機関概要】
1)受入省庁名(日本語)
教育訓練省
2)配属機関名(日本語)
ハーパイ教育局初等教育課
3)任地( ハーパイ諸島リフカ島パンガイ ) JICA事務所の所在地( ヌクアロファ )
任地からJICA事務所までの交通手段、所要時間( 飛行機+車 で 約 2.0 時間 )
4)配属機関の規模・事業内容
ハーパイ教育局初等教育課は教育訓練省の地方機関で、島内政府系小学校19校の運営全般(方針決定、実施モニタリング、予算配賦等)、監督・調整業務を行っている。また、離島間格差を解消し平等な教育機会を提供する役割も兼ねている。ハーパイ諸島全域の小学校教員は約80名。過去に海外協力隊員が派遣されており、珠算指導を軸として算数能力向上、進度の遅れがちな生徒の支援を目標として活動していた。
【要請概要】
1)要請理由・背景
トンガでは算数教育の一環として初等教育課程に珠算が導入されている。2009年から必修科目として毎算数時間(1.5時間/日)のうち最初の15分が珠算教育を行うことが定められ、現在は小学3年-中学1・2年生が学ぶこととなっている。これまで配属先には珠算・小学校教育等隊員が派遣され、珠算の基礎や教授方法の助言、テスト結果の回収・集計補佐、生徒への直接指導を行い珠算教育の向上を図ってきた。さらなる能力向上を目指し、引き続き珠算を中心とした算数能力の向上、指導法のアドバイスが求められており後任要請に至った。また、現在は理解度の高い生徒中心の授業構成であり、進度の遅れがちな生徒が授業についていけない状況があるため、これらへの支援及び改善も求められている。
2)予定されている活動内容(最終的な活動内容は、赴任後に配属先と協議し決定します)
1.島内の小学校を巡回し、生徒や教師に対する算数、珠算の指導、レベルテストを実施する
2.配属先事務所における運営業務の補佐
3.進度の遅れがちな生徒への支援、改善案の検討及び実践
4.珠算大会(全国、地方)、検定試験や研修会の企画運営に協力する
5.現地職員、教員と協働し、教員珠算レベル向上のためのワークショップの企画、運営を行う
6.隊員で組織する算数・珠算部会の運営、実施に協力するとともに、算数教育改善のためのワークショップや教材開発を行う
3)隊員が使用する機材の機種名・型式、設備等
算盤、指導用算盤、コピー機
4)配属先同僚及び活動対象者
初等教育課局長(男性50代)
教育局スタッフ2名(女性50代)
指導対象となる教師の主案のレベルは10級から3級程度
政府系小学校の教師数は約80名
5)活動使用言語
英語
6)生活使用言語
その他
7)選考指定言語
英語(レベル:D)
【資格条件等】
[免許]:(小学校教諭)
(珠算2級以上)
[性別]:( ) 備考:
[学歴]:(大卒) 備考:同僚と同等の学歴が求められるため
[経験]:( ) 備考:
任地での乗物利用の必要性
不要
【地域概況】
[気候]:(熱帯雨林気候) 気温:(15~35 ℃位)
[通信]:(インターネット可 電話可)
[電気]:(安定)
[水道]:(安定)
【特記事項】
派遣前訓練では英語を学習するが、活動は現地語も使う。現地語は、トンガ派遣後の現地語学訓練で約4週間学習する。