要請番号(JL13023B05)
募集終了
・2024/2 ・2024/3 ・2025/1 |
【配属機関概要】
1)受入省庁名(日本語)
国営企業省
2)配属機関名(日本語)
トンガ放送局
3)任地( ヌクアロファ ) JICA事務所の所在地( ヌクアロファ )
任地からJICA事務所までの交通手段、所要時間( 徒歩 で 約 0.0 時間 )
4)配属機関の規模・事業内容
配属先は、トンガ唯一の国営テレビ局で、政府管轄のもと1961年からラジオ、2000年からテレビ放送を開始した。現在、テレビチャンネルを二つ、ラジオ局はAM局およびFM局の各1局と、ラジオオーストラリアの中継チャンネルがある。1996年には日本政府の文化無償によりスタジオ用音響機材が供与された。サイクロンや地震のため津波のリスクの高いトンガでは、トンガ放送局の設備が老朽化し、離島への連絡体制が不十分なため、2022年に無償資金協力 「全国早期警報システム導入及び防災通信能力強化計画|」で、新規社屋及びデジタル化に対応した機材・施設の更新を行った。
【要請概要】
1)要請理由・背景
2001年にニュージーランド放送局からの技術アドバイスのもと、自前で放送用機材を購入し開局した。しかし、テレビ放送技術については、番組制作技術(画質・音質・編集)は十分とは言えない。学歴のあるスタッフが年々増えてきてはいるもの、実務における技術を持ち合わせたスタッフがいない為、番組制作の質のレベルの向上を目的として2006年から3代にわたり、シニア海外協力隊を派遣した。テレビ番組制作の基礎的な技術指導を継続して実務指導への支援を実施する中、近年、増え始めたコマーシャルやドキュメンタリー制作にはより高度な技術が必要なため、今回の要請となった。
2)予定されている活動内容(最終的な活動内容は、赴任後に配属先と協議し決定します)
以下の活動を、同僚と協議・協力しながら、隊員の経験・得意とする分野を考慮しつつ支援を行う。
1 ドキュメンタリー番組制作や素材収集・スクリプトライティング・編集への実務指導
2 番組編成、制作の管理・運営へのアドバイス
3 マーケティング促進・開発に向けたコマーシャル番組制作、編集技術へのアドバイス
4 緊急報道の取材。放送体制の整備支援
5 可能であれば、デジタルアーカイブ化(LTOテープ)の支援
3)隊員が使用する機材の機種名・型式、設備等
SONY DSR-440、150P、170P、200P、80P、1500AP、、コントロールユニットRM-450A他
更新機材は、特記事項及びJICAホームページ「要請情報概要」に掲載写真を参照
4)配属先同僚及び活動対象者
番組制作部門 15名
スーパーバイザー 50代 女性
他、ダイレクター2名、Editor2名
カメラマン、レポーター、ニュースキャスター等
5)活動使用言語
英語
6)生活使用言語
その他
7)選考指定言語
英語(レベル:C)
【資格条件等】
[免許]:( )
[性別]:( ) 備考:
[学歴]:( ) 備考:
[経験]:(実務経験)10年以上 備考:多岐にわたる分野での指導が必要
[参考情報]:
・デジタルアーカイブ化の経験があるとよい
任地での乗物利用の必要性
不要
【地域概況】
[気候]:(熱帯雨林気候) 気温:(15~33℃位)
[通信]:(インターネット可 電話可)
[電気]:(安定)
[水道]:(安定)
【特記事項】
派遣前訓練では英語を学習するが、活動は現地語も使用する。現地語は、トンガ派遣後の現地語学訓練で約4週間学習する。無償資金協力・全国早期警報システム導入及び防災通信能力強化計画