要請番号(JL13024A02)
募集終了
・2024/3 ・2025/1 |
【配属機関概要】
1)受入省庁名(日本語)
教育訓練省
2)配属機関名(日本語)
トンガ国立大学
3)任地( ヌクアロファ ) JICA事務所の所在地( ヌクアロファ )
任地からJICA事務所までの交通手段、所要時間( 徒歩 で 約 0.0 時間 )
4)配属機関の規模・事業内容
トンガ国立大学は6校の高等専門教育機関が合併し2023年に開校した。現在5学部あり、その一つに科学技術学部がある。同学部の前身である旧トンガ科学技術専門学校は1995年にドイツの援助により設立され、日本や豪州政府からの支援を受けてきた。これまで、自動車整備、電子機器などの職種でJICA海外協力隊の派遣実績があるが、大学となってからは今回が初の派遣となる。現在、科学技術学部科学技術学科には8プログラムコースが開講され、その一つに電子・電気プログラムコースがあり、トンガにおける公的職業訓練機関では中核的な存在である。同学部のコースは校内学習と現場実習によって構成され、計4年学ぶこととなっている。
【要請概要】
1)要請理由・背景
近年トンガでも、エアコンや太陽パネルをはじめ、様々な電気・電子機器が海外から輸入され、技術のアップデートが求められている。同校はこれまで教育訓練省の傘下であったが、2023年の大学化に伴い、トンガ資格認定委員会(TNQAB)の認可を受けるために、カリキュラムを更新する必要がある。電気・電子コースでもプログラムの見直しが求められているとともにスタッフに対して知識とスキルの両面において支援が必要とのことで経験豊かな人材による支援を希望している。同コースのサポートスタッフがJICAの課題別研修に参加経験があり、日本の「KAIZEN」に関心をよせていることから、同コースでの導入も期待されている。
2)予定されている活動内容(最終的な活動内容は、赴任後に配属先と協議し決定します)
・授業プログラムおよび教材、実習室の用具や設備の見直し。
・実習内容と質の向上に向けて、同僚教員を支援するとともに技術指導を行う。
・電子機器の修理やメンテナンス技術の指導を行う。
・同僚と協力しながら、必要に応じて生徒に対して指導・監督する。
・教室や実習室、校外実習の現場で作業効率、安全確保に向けた「KAIZEN」(5S)の導入と定着ができるよう支援。
3)隊員が使用する機材の機種名・型式、設備等
パルスサーキットトレーニングキット(Iwatsu ITF-03A),OSC/Modular ユニット(Iwatsu ITF-011A),ソーラーパネル(SW80P),ワンボードマイコン(PZ-S2),プログラマブルコントローラ(CPM2C),3相誘導モータ,デジタルオシロスコープ(IWATSU DS-5514)他
4)配属先同僚及び活動対象者
配属先:
科長50代男性、プログラムコーススタッフ、男女 20名
事務 女性6名
合計26名
活動対象者:
10代後半-20代(中・高卒) 男女
5)活動使用言語
英語
6)生活使用言語
その他
7)選考指定言語
英語(レベル:C)
【資格条件等】
[免許]:( )
[性別]:( ) 備考:
[学歴]:(専門学校卒)電気・電子 備考:専門コースで活動するため
[経験]:(実務経験)10年以上 備考:経験がある専門職が指導対象となるため
(指導経験) 備考:生徒に対し指導をするため
任地での乗物利用の必要性
不要
【地域概況】
[気候]:(熱帯雨林気候) 気温:(15~33℃位)
[通信]:(インターネット可 電話可)
[電気]:(安定)
[水道]:(安定)
【特記事項】
現地語はトンガ派遣後の現地語学訓練で学習する。